Web担当者のためのマーケティング・ノウハウガイド

WordPress用レンタルサーバーおすすめ事業者6選!2022年10月版

2022年10月13日

店舗のオープン時などにホームページを0から作成する場合、WordPressでホームページを立ち上げる際に必ず必要になるのが、ドメインとサーバーです。

独自ドメインを取得する際は個別に取得代行サービスを利用して取得こともできますが、レンタルサーバー契約時にドメイン取得を併せて行うレンタルサーバー事業者が増えています。

しかし、国内には多くのレンタルサーバー事業者が存在しており、どの事業者と契約すればいいかわからない、どのプランを選べばいいかわからない、などお困りの方は多いのではないでしょうか。

今回は初めてレンタルサーバーを選定する予定のWebサイト担当者に向けて、WordPressでWebサイトを作成する際におすすめのレンタルサーバーを6つに絞ってご紹介します。

WordPressサーバー選定のポイント

レンタルサーバーを利用する場合、以下のようなポイントを検討しながらどのサービスを利用するか選定するようにしましょう。

ポイント1:利用料金

レンタルサーバーの利用料金は様々な要因により月額数百円程度から、1万円を超える金額まで、様々な事業者があります。

多くの事業者が3つほどのプランを提供しており、高額なプランになるにつれ、セキュリティやサーバー性能が高くなります。

中小企業の簡易なホームページや、費用を抑えたい事情がある場合は月額1,000円程度から利用は可能ですが、セキュリティやサポート、表示速度などを重視したい場合はより高額なプランを選ぶ方が安心です。

年額制と月額制を選択する場合は、最初はより安心できる高額なプランを月額払いで契約して必要がないと判断したら安いプランに変更する、年額払いの方が予算を立てやすいなど、自社の事情を考慮して選ぶようにしましょう。

年額制の方が月額あたりの金額を抑えることができますが、性能が物足りなくなった時に柔軟な変更がしづらいデメリットがあります。

ポイント2:セキュリティ

レンタルサーバーは事業者が管理するサーバーの一部を「間借り」する形で利用するため、他のユーザーと性能をシェアする形となっています。

レンタルサーバー自体の保守は事業者が行っており、ユーザー側がサーバーに障害が起きたときのトラブルなどに対応する必要はありませんが、不安な場合は契約前に不正なアクセスに対する対策やアプリケーションへのファイヤーウォールなどのセキュリティ対策がなされているかを確認してみましょう。

また、WordPressでWebサイトを制作する場合のバージョンアップなどはユーザー自身が行う必要があるため注意してください。WordPressなどのバージョンが古い場合、セキュリティ上の脆弱性が起きるため、注意しましょう。

ポイント3:障害などの発生頻度

機器の故障や悪質なユーザーが発生した場合など、レンタルサーバー側で障害が発生し、他のユーザーにも影響を与えることがあります。

レンタルサーバー事業者側でも障害が発生しないよう、さまざまな対策がされていますが、自社が運営するWebサイトが閲覧できない時間を最小限とするためには、「稼働保証」を行なっている事業者を選ぶ方が安心できるでしょう。

稼働保証を下回る場合は事業者側で返金などの対応を取ることがあります。

ポイント4:簡単にインストールできるか

レンタルサーバー事業者の多くはサーバーにWordPressをインストールする手順を簡略化しており、すぐにWordPressが使えるようになります。

また、独自ドメイン取得を契約と同時に行なうことができたり、独自SSL設定(httpからhttpsへの変更)もWordPress開始前に簡単に設定することが可能です。

レンタルサーバー側の設定についてはWordPressを使う範囲においてはほとんど設定を変更する必要はありません。

WordPressサーバーおすすめ6社

WordPressを使うことを前提として、初心者の方におすすめのレンタルサーバー事業者をご紹介します。

AWS(Amazon Web Services)などのクラウドサービスとの違いはプラン変更の自由度や、契約後に使用できるアプリケーションが柔軟であることがクラウドサービスを利用するメリットですが、WordPressでWebサイトを立ち上げることが主目的であれば、WordPress導入が簡単であることなどを考慮して、まずはレンタルサーバーを検討することをおすすめします。

mixhost(アズポケット株式会社)

アズポケット株式会社が提供している「mixhost(ミックスホスト)」はレンタルサーバーの事業者の中でも近年利用者が増えていると言われるサービスになります。

表示スピードや安定性などの満足度評価でNo.1の6冠を達成しており(2022年10月時点)、多くのユーザーが利用しています。

取得したいドメインを同時に申し込むことで、ドメイン取得費用が初回1年無料、長期契約で対象ドメインについては永久無料になるなどの特典があります。

WordPressのインストールは3つの項目を入力するだけでインストールすることができ、契約後すぐに利用できる環境を用意することができるほか、既にWordPressを利用している場合のmixhostへのサイト移行についても簡易なものは無料で提供されている引越し機能を使って自動的に移行させることができる機能もあります。

レンタルサーバー利用料金はおすすめのPremiumプランの場合、3ヶ月契約で月額あたり3,300円、36ヶ月契約で月額あたり1,980円ですが、初回契約時には割引価格が適用されます。

詳しくはこちら

お名前.comレンタルサーバー(GMOインターネット株式会社)

GMOインターネット株式会社が提供している「お名前.comレンタルサーバー」は、同社が提供しているドメイン取得代行サービス「お名前.com」とレンタルサーバーサービスが一つになったブランドです。

大手ドメイン取得代行サービスである「お名前.com」のブランド力を活かし、ドメインとレンタルサーバーの併用で、独自ドメインであっても一部の対象ドメインであれば永久無料となったり、一部のドメインを一年間無料で使用することができます。

また、レンタルサーバー契約者特典として、一部の有料テーマを割引価格で購入可能できたり、モリサワが提供する「TypeSquare」から33書体を利用することができます。

サポート面については、電話サポート窓口が24時間365日稼働しています。

レンタルサーバー利用料金はキャンペーンを適用しない場合、1ヶ月払いで月額あたり1,430円、36ヶ月払いで月額あたり891円です。

(初回契約の場合、1ヶ月契約で30%オフ、6~36ヶ月契約で2ヶ月無料キャンペーンがあります)

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iCLUSTA+(GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が提供している「iCLUSTA+(アイクラスタプラス)」は、法人向けに特化したレンタルサーバー会社です。

今回ご紹介する6社の中で唯一「稼働率100%保証」となっており、安定性を重視したいWebサイトに最適です。

また、オプションとして「初めてのサーバー支援 スターターパック」(33,000円・税込)やスポットの作業代行なども提供しており、初期設定に不安がある方には安心できるサービスとなっています。

レンタルサーバー料金はミニマムスタート用の「ミニプラン」の場合、初期費用が5,500円、1ヶ月契約で月額あたり1,446円、12ヶ月契約で月額あたり1,027円からになっています。

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VALUE-SERVER(GMOデジロック株式会社)

「VALUE-SEVER」はGMOデジロック株式会社が提供しているレンタルサーバーサービスです。

同社のおすすめは「まるっとプラン」で、初期費用なしの1年契約となりますが、今回紹介する6サービスの中で最も安い月額あたり146円~となっています。

ドメイン取得についても初年度割引が適用され、「.com」ドメインとレンタルサーバー料金の合計が初年度で年間2,400円しかかからないのは金銭面で大きなメリットと言えますが、契約前のお試し期間がないため、注意事項をよく読んだ上で申し込みましょう。

レンタルサーバー料金はまるっとプランの場合、1年契約で月額あたり146円、スタンダードプランの場合、初期費用5,500円、1ヶ月契約で月額あたり880円、12ヶ月契約で月額あたり367円になります。

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Quicca Plus(株式会社エムフロ)

株式会社エムフロが提供する「Quicca Plus(クイッカプラス)」は、初心者の方でも簡単に始められるWordPress特化型レンタルサーバーです。

6ヶ月以上の長期契約の場合、同社が提供する「Qドメイン」を利用すると、「.com」「.net」「.org」を使った独自ドメインが1年間無料となります。

また、レンタルサーバーを10日間無料で試すことができるため、初めての方やWordPressの使い方を確認したい方にもおすすめです。

レンタルサーバー利用料金はおすすめのライトプランの場合、1ヶ月契約なら月額あたり550円、12ヶ月契約なら月額あたり495円です。

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ワードプレス最適化サーバー(セブンアーチザン株式会社)

セブンアーチザン株式会社が提供している「ワードプレス最適化サーバー」は名称通り、WordPressでホームページを作成したい方に特化したサービスです。

「100万PV以上でも高速表示できる」というセールスコピーで、レンタルサーバーとの通信回線も最大2Gbpsと高速回線で接続されています。

また、HDD(ハードディスク)より高速に表示できるSSDを使用でき、通信回線以外でもWebサイトを高速に表示できる機能が用意されています。

WordPressを編集する中で思うようにWebサイトが動かなくなってしまった場合に備えて自動バックアップ機能がついており、いざというときも安心です。

レンタルサーバー利用料金は年額9,980円(税抜)で、月額あたり831円です。

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まとめ

レンタルサーバーを初めて契約する場合は、料金の安さだけではなく、サーバーの性能やセキュリティを重視して選択するようにしましょう。

年額制と月額制については、Webサイトを作成してしばらく運用が安定するまでは月額制を洗濯して迅速に性能や費用を見直すことができるようにしておく方がいいでしょう。

また、サポートはメールであれば24時間対応、電話サポートも対応しているサービスがいいでしょう。

オプションサービスに関してはドメインが無料で取得・管理が可能なサービスを利用することで費用を抑えることができたり、WordPressの導入後のサポートが受けられる場合もあり、事情に合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

ディレクターバンクでは、WordPressでWebサイトを作成したい方の事前準備やサイト設計、実際の作成代行など、様々なお悩みを解決するWebディレクターが多数在籍しています。「Webサイト制作をまるっとお任せしたい」「Webサイトの作り方について相談したい」など要望がありましたら、お気軽にディレクターバンクまでお問い合わせください。

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