Web担当者のためのマーケティング実践ガイド

【BtoB向け】LP構成の作り方|成果を出すLP構成の考え方を現場ディレクターが解説

2026年3月11日

こんな課題をお持ちのWebマーケティング担当者向けの記事です

  • BtoB向けのLP(ランディングページ)を作りたいが、成果が出る構成が分からない
  • 制作会社に依頼する前に、自社で全体像を把握しておきたい

BtoBのLP構成は「検討を前に進めるための情報設計」であり、デザインよりも構成の良し悪しでコンバージョン(=成果)が劇的に変わります。

その理由としては、BtoBの商材は単価が高く、担当者一人の一存ではなく社内稟議(上司の決裁)が必要になるため、論理的な説得材料が不可欠だからです。

本記事では、現場ディレクターの視点から以下の内容を解説します。

  • 基本構成: LP構成の全体像と役割
  • LP構成に必要な7要素(例文・具体例つき)
  • ワイヤーフレームの作り方
  • 成果を出すための5つのLP構成ポイント
  • ワイヤーフレーム作成におすすめのツール
  • よくある質問: LP構成制作時の疑問を解消

例文や具体例も交えて解説するため、初学者の方でもそのまま実践できる内容です。ぜひ自社のLP構成の制作・改善にお役立てください。

なお、BtoBで成果を出すためのLP制作についての全体像を初心者向けに解説した「ランディングページ(LP)制作とは?BtoBで成果を出すLPの作り方と進め方完全ガイド」記事も、よろしければ合わせてご覧ください。

参考
ランディングページ(LP)制作とは?BtoBで成果を出すLPの作り方と進め方完全ガイド

ランディングページ(LP)を制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 自社のLPを新規に作ることになったが、 ...

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この記事の監修者

薮崎 友基(LP制作ディレクター)

ディレクターバンク株式会社シニアディレクター。中小企業から、年間数億規模の予算を持つ大手企業まで幅広いマーケティング課題解決を実施。2024年に大手インターネット広告代理店を経てディレクターバンクのディレクターとして参画。ディレクターバンクのLP制作代行のディレクションを担当

ランディングページの基本構成とは(First View / Body / Closing)

基本のLP構成は3パート(何をどこに置くか)

LP構成は上から下へ「興味を持たせる」→「信用させる」→「安心させる」という順番で情報を配置します。

なぜなら、読者は「自分に関係があるか」→「本当に効果があるか」→「会社として導入して大丈夫か」という心理ステップで検討を進めるからです。

■First View(ファーストビュー)

ページを開いて最初に目に入る部分で、ユーザーがLPを読むか、離脱するかを瞬間的に判断します。

■Body(ボディ)

商品の詳細や実績を伝える部分で、LPの内容が信用できるか、他社製品よりも優れていると判断できるかが決まります。

■Closing(クロージング)

不安を取り除きフォームへ誘導する部分で、読者が、自分の上司に提案できるかが決まります。

First View(読むを決める)

ファーストビューの役割は、「このページは自分にとって有益だ」と3秒で思わせることです。

興味を惹けなければ、どんなに良いサービスでも下まで読まれずに離脱されてしまうため、必ず以下の5つを配置しましょう。

  • 誰に向けたものか: ターゲットを絞り込む(例:「従業員50名以上の中小企業様へ」)
  • 解決できる課題: 読者の悩みを代弁する(例:「毎月の請求書発行に追われていませんか?」)
  • ベネフィット(得られる未来): 導入後の良い変化を示す(例:「請求業務の時間を月間30時間削減」)
  • 一つ目のCTA(ボタン): 最初の関門(例:「まずは無料で資料ダウンロード」)
  • 自社の信頼性証明: 権威性や実績で安心感を与える(例:「導入企業1,000社突破」「満足度98%」)

Body(信じるを作る)

ボディの役割は、読者に「この商品は自社の課題を解決できそうだ」と信じてもらうことです。

BtoB商材は担当者の直感だけでは買えず、必ず論理的な裏付けが必要になるからです。

そのため、以下のような内容が必要となります。

  • 商材への理解を深める: 何ができるサービスなのかを図解や動画でわかりやすく伝えるコンテンツ
  • 商材についての納得度を高める: なぜそれが可能なのか、独自の強みや機能で理由を示すコンテンツ
  • 比較に耐えうる: 他社製品との違い(競合比較)や、具体的な導入事例などのコンテンツ

Closing(行動へ送る)

クロージングの役割は、行動直前の「心理的ハードル」を取り除くことです。

「導入後に現場が混乱しないか」「セキュリティ基準を満たしているか」という最後の不安が残ると、フォーム入力直前で手が止まってしまうからです。

以下の情報を配置し、最後に申し込みなどを行なうためのフォームへ誘導します。

  • 導入の流れ: 申し込みから運用開始までのステップを可視化し、手間がかからないことを示します。
  • セキュリティ、契約内容: ISO取得(情報セキュリティの国際規格)や最低契約期間などを明記し、企業としての信頼性を担保します。
  • FAQ(よくある質問): 読者が抱きやすい疑問を先回りして答えます。
  • フォーム: 項目の数を最小限に絞り、入力の手間を減らします。

LPの基本構成のまとめ

LPの冒頭に「契約の流れ」や「よくある質問」を置いてもユーザーの心を捉えられないように、これら3パートの役割と順番を崩すことはおすすめしません。

また、順番を間違えることで読者の心理に逆らうことになるため、各段階で以下のようなデメリットが生まれる可能性があります。

First Viewが弱い場合→
最初の数秒で「自分には関係ない」と判断され、直帰されてしまいます。

Bodyが薄い場合→
他社との違いや実績が伝わらず、競合と並べられた際に比較負けします。

Closingが不十分な場合→
疑問やリスクが残ったままになってしまい、上司への説明ができず決裁されない状態になります。

さらに、LPの長さは、商材の性質やユーザーの検討度合いによって使い分けるのが効果的です。

短いLP構成:
要点を簡潔に伝えることで離脱を防ぎ、一直線にアクションへ導けるため、無料登録や低単価商品など、ユーザーの心理的・金銭的ハードルが低い場合に適しています。

長いLP構成:
高単価商品や複雑なBtoBサービスなど、納得感が必要な商材に適しています。

疑問や不安を解消するストーリー構成(共感・証拠・FAQ等)を用いることで、慎重な比較検討層の購買意欲を段階的に高められるのがメリットです。また、コンテンツ量が多くなるため、SEO効果も期待できます。

結論として、手軽なオファーなら「短く直感的に」、信頼や説明が不可欠なら「長く論理的に」構成するのが基本戦略となります。

ランディングページの構成に必要な7要素(BtoB向け・例文/具体例つき)

①キャッチコピー&アイキャッチ画像

文字だけでは読むのが面倒になり、イメージ画像だけでは何のサービスか伝わらず、一瞬で離脱されてしまうため、ターゲットの課題に刺さる言葉と、直感的に伝わる画像(図解)をセットで配置します。

■キャッチコピーの例文

悪い例)最新AI搭載の画期的な顧客管理システム

良い例)営業の入力業務を1日1時間に削減。現場が使い続ける顧客管理システム

②CTAボタン

CTA(Call To Action:行動喚起ボタン)は、ユーザーの熱量に合わせて複数の選択肢を用意(複線化)します。

その理由は、BtoBの検討段階は情報収集から本格的な比較検討まで幅広いため、いきなり「商談予約ボタン」などを置くとハードルが高すぎて離脱されるからです。

■複線化の具体例

低いハードル(情報収集段階向け):お役立ち資料ダウンロード など

中程度のハードル(比較検討段階向け):無料デモ動画を視聴する など

高いハードル(導入直前段階向け):無料オンライン相談を予約 など

③導入文

キャッチコピーの直後には、ユーザーの悩み(課題)を理解し、解決策を提示する文章を置きます。

担当者が上司(決裁者)へ「なぜこのツールが必要なのか」を説明する際にそのまま使えるように書くことをおすすめします。

■導入文の例文

『毎月の請求書発行のためだけに出社している』『手入力のミスで取引先にお詫びの連絡を入れた』……そんな非効率な状態に悩んでいませんか? 自社商品なら、既存の販売管理システムと自動連携(データを直接つなぐこと)し、ワンクリックで請求書を発行・送付可能。出社コストと手作業のミスを同時にゼロにします。

④商品・サービス情報

機能の羅列だけでは、自社の業務にどう役立つかイメージしづらく、導入メリットを感じてもらえないため、商品の機能(スペック)を並べるだけでなく導入すると業務がどう良くなるか(ベネフィット)に変換して伝えます。

■機能からベネフィットへの変換例

機能:自動文字起こし機能搭載

ベネフィット:会議の翌日に行っていた議事録作成の手間がゼロ

⑤実績・導入事例

「本当に効果があるのか?」という疑念を晴らすため、客観的な証拠を提示します。

BtoBでは「自社と似た企業でも成功するか(再現性)」が重視されるため、具体的な数字と属性をセットで出しましょう。

■導入事例のテンプレと例文

    • 属性: 製造業 / 従業員300名
    • 課題: 属人的なエクセル管理による発注ミス
    • 結果(数字): 発注ミスが月間10件から0件になり、在庫コストを20%削減
    • 再現条件: 専任のIT担当者が不在でも、初期設定サポートにより1ヶ月で本稼働できました

⑥FAQ・導入の流れ

検討の最終段階で生まれる「細かな疑問や不安」を先回りして解消します。

ここが充実していると、問い合わせ前に社内調整が進みやすくなり、結果的にCV率(成果につながる割合)が高まります。

■FAQの具体例(ステークホルダー別)

    • 担当者向け:
      Q. ITに詳しくなくても使えますか?
      → A. はい、マニュアル不要の直感的な画面です。
    • 上長・決裁者向け:
      Q. 最低利用期間や解約金はありますか?
      → A. 1ヶ月単位での契約更新が可能で、違約金はかかりません。
    • 情シス(システム担当)向け:
      Q. 既存の社内システムとデータ連携できますか?
      → A. はい、主要なCSV連携やAPI(システム同士を安全につなぐ仕組み)に標準対応しています。

⑦入力フォーム

最終的なゴールとなる入力画面は、項目数が多すぎると、面倒になって入力途中で離脱(フォーム落ち)されてしまうため、極力シンプルにすることが重要です。

必須項目については、「会社名」「氏名」「メールアドレス」など最低限に絞ります。

まずはメアドと会社名のみでダウンロードできる資料を用意してリード(見込み顧客)を獲得し、後日インサイドセールス(営業担当者)が電話をかけて詳細な情報を引き出すなどの運用とすることで、入力のハードルを下げる工夫をします。

LP構成に必要な7要素のまとめ

これら7つの要素は、前述の「基本構成(3パート)」に沿って以下のように配置します。迷った時はこの型に当てはめてください。

LP構成の作り方(ワイヤーフレーム)

ワイヤーフレームとは

ワイヤーフレームとは、LPの設計図のことです。

情報が整理されていない状態でデザインを作ると、「やっぱりこの情報を足したい」「順番を入れ替えたい」となった時に修正の手間が膨大になるため、いきなりデザインの制作から入らず、まずは白黒の線引き状態(ワイヤーフレーム)で構成を固めます。

レイアウトを決める

まずは、LPの枠組みを「First View」「Body」「Closing」の3パートに分けます。

そして、前章で解説した「7つの要素」を当てはめていきます。

BtoB向けのLPのポイントとしては以下の3点が挙げられます。

  • First Viewに「誰向けのLPか」「どんな課題を解決するか」「1つ目のCTAボタン」「最低限の信頼性情報」を掲載する
  • Bodyの早い位置に事例や実績を置く(信頼性が重要)
  • ClosingのパートではFAQや導入の流れを置けるよう、スペースを確保する

コンテンツを入れる

各ブロックの中に文字や画像の配置枠を入れていきます。

この時の鉄則は、Webページの読者は下へスクロールするほど離脱していくため、一番伝えたい重要情報(結論や最大のメリット)を上に寄せることです。

例えば、導入事例のブロックなら、長々とした背景から語るのではなく、「コスト20%削減に成功したA社の事例」というように、成果(結論)を一番上に配置します。

迷う場合は「結論→理由→根拠→具体事例→行動喚起」の順にすると多くの場合納得性の高い順序になります。

仮コピーを入れてレビューする

枠組みができたら、実際のデザインに回す前に「仮の文章(コピー)」を入れて全体を通し読みします。

見出しや箇条書きレベルで構わないので、上から下へ読んだ時に「論理の飛躍がないか」「説明不足な箇所はないか」をチェックします。

社内の他のメンバー(できればその商材に詳しくない人)に読んでもらい、意味が通じるかレビューしてもらうと確実です。

BtoB向けLPでは以下の点は最低限チェックしましょう。

  • First Viewだけを見て、誰向けか、解決できる課題が何かがわかるか
  • 事例やデータ、第三者評価など納得できる材料があるか
  • してほしい行動が明確か、CTAボタンの配置は適切か

成果を上げるLP構成とは

成果を上げるLP構成とは、ユーザーが抱く「3つの壁」を順番に乗り越えるための情報設計です。

上からLPを順に読んでいく中で、訪問したユーザーをはじめとした読み手は必ず以下の「3つの壁」にぶつかります。

  • 読まない壁
  • 信じない壁
  • 行動しない壁

成果を出すためには、この3つの壁を“順番に”乗り越えられるよう、以下の通り情報を配置します。

■First Viewで「読まない壁」を越える

ペルソナを明確にして「自分向けだ」と思わせる、提供できる価値(ベネフィット)をはじめに提示する、そして信頼できる実績、一次CTAを配置し、まずは関心を惹きつけます。

■Bodyで「信じない壁」を越える

「自社の商品なら課題を解決できます」というための根拠、具体的な導入事例、他社との判断基準を提示し、比較されても選ばれる理由を作ります。

■Closingで「行動しない壁」を越える

FAQや導入の流れで最後の不安を回収し、迷わず入力できるフォームへと導きます。

このように、読者の迷いや不安を先回りして解消する「対話の流れ」をワイヤーフレーム上で作れているかどうかが、成果を大きく左右します。

成果を出すためのLP構成を考える際の5つのポイント(BtoB向け)

1. First Viewで「誰の・どんな課題を・どう解決するか」を瞬時に伝える

BtoB向けのLPは多忙なビジネスパーソンが閲覧するため、「誰の・どんな課題を・どう解決するか」をFirst Viewで具体的に伝えることが不可欠です。

さらに、導入社数などの権威性を示す実績バッジや、次の行動を促す資料請求ボタン(CTA)を配置することで直帰率を防ぎ、ページを読み進めてもらう強力なフックとなります。

2. PASONAの法則などを活用し、論理的なストーリーで共感から納得へ導く

BtoBでは衝動買いは起きず、論理的な説得が必要なため、「PASONAの法則」などの型が役立ちます。

PASONAの法則とは、Problem(問題提起)→ Agitation(問題を深掘りして共感を高める)→ Solution(解決策提示)→ Offer(具体的提案)→ Narrowing down(限定性の提示)→ Action(行動喚起)の順で読者を自然に行動へ導く、マーケティングやセールスコピーで使われる文章構成のフレームワークです。

まずはターゲットの業務課題に触れて「共感」を呼び、放置するリスク(コスト増や機会損失)を提示して必要性を実感させます。

その上で解決策として自社サービスを紹介し、選ばれる理由へと展開します。

「課題提起→原因→解決策→自社が選ばれる理由」というユーザーの思考プロセスに沿った構成にすることで、スムーズに納得感を引き出せます。

3. BtoB特有の「社内稟議」を通すための客観的な証拠(エビデンス)を配置する

BtoB最大の特徴は、LPの読者(担当者)と決裁者(上司)が異なる点です。

担当者が魅力を感じても、稟議を通す材料がなければコンバージョンしません。

そのため、決裁者を論理的に説得できる「客観的な証拠」の配置が重要です。

具体的には、同業他社の導入事例(実名・顔写真入り)、コスト削減などの定量的な実績データ、セキュリティ体制などです。

「この会社に任せて失敗しないか」というシビアな目線に耐えうる客観的なエビデンスを必ず盛り込みましょう。

4. ハードルを下げる「マイクロコンバージョン(中間CV)」への導線を適切に配置する

BtoBでは、いきなり「お問い合わせ」をゴールにすると心理的ハードルが高すぎます。

情報収集段階の潜在層は、営業連絡を警戒して離脱しがちです。

そこで、見込み客と接点を持つための「マイクロコンバージョン(中間目標)」を設計しましょう。

具体的には「お役立ち資料(ホワイトペーパー)のダウンロード」や「料金表の確認」、「ウェビナー視聴」など、ユーザーが気軽にアクションできるCTAを、LP内の熱量が高まる適切なタイミングに配置することがリード獲得の鍵です。

5. 「導入の手間」と「社内定着」の不安を払拭する導入フローとサポート体制の明記

BtoB商材の検討時、担当者は「導入作業が面倒」「現場が使いこなせるか」という不安を抱えています。

とくにひとりWeb担当者にとって、自身の業務過多につながるツールは敬遠されます。

これを払拭するため、LPには契約から運用開始までの「具体的な導入フロー」をステップ形式で視覚的に記載しましょう。

さらに、初期設定の代行や専任担当の伴走といったサポート体制を明記することで、「自分に負担がかからず自社でも導入できそうだ」という安心感を与えられます。

その他、成果を上げるためのLPの基本構成と参考になるノウハウをまとめた記事もありますので、よろしければ合わせてご覧ください。

参考
成果を上げるためのLPの基本構成と参考になるノウハウ記事10選【2025年12月版】

ランディングページ(LP)を制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 LP作成の際はどのような順番でコンテン ...

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LP構成を作成する際のおすすめツール5選

チームの環境や自分のスキルに合わせて選ぶのが一番です。

この記事では、現場でよく使われているツールを5つ紹介します。

1. Figma

出典:Figma公式サイト

FigmaはAdobeが提供しているデザインツールで、Web制作の現場で最も主流となっているデザインツールの一つです。

複数人で共同編集できたり、作成した構成をURLを共有するだけでデザイナーへ引き継げることがおすすめの理由です。

無料プランで利用する場合でもワイヤーフレーム作成に活用することができます。

「Figma」はこちら

2. Miro

出典:Miro公式サイト

MiroはLPのワイヤーフレーム作成で活用できるオンラインホワイトボードツールです。

無限に広がるホワイトボード(キャンバス)の上で、アイデアや情報を視覚的に整理したり共有することができます。

「Miro」はこちら

3. Cacoo(カクー)

出典:Cacoo公式サイト

Cacoo(カクー)は、誰でも簡単にワイヤーフレームや構成図を作成できる、5つのツールで唯一の国産ツールです。

最大の特徴は、国産、完全日本語対応による「圧倒的な使いやすさ」にあり、海外製ツールに抵抗がある初心者でも、直感的に操作できる点です。

また、同時編集や直感的操作以外のほか、LPワイヤーフレーム作成に利用できるテンプレートなども用意されています。

「Cacoo」はこちら

4. Google スライド

出典:Googleスライド公式サイト

Googleスライドでワイヤーフレームを作成する最大のメリットは「新しいツールを覚える学習コストが0である」ことです。

これまで利用したことがなくても、誰でも簡単に利用することができます。

また、有料プランを利用していればAI(Gemini)と組み合わせることができたり、上長などのフィードバックのためのコメント機能も搭載されています。

「Googleスライド」はこちら(Google Workspace)

5. PowerPoint

出典:Powerpoint公式サイト

Microsoft PowerPointを使う最大のメリットは、多くのビジネスパーソンに使われており、既存の営業資料や企画書から、テキストや図解をそのままコピー&ペーストしやすい点です。

また、社内決裁(稟議)を通す際にも、上司や決裁者にとって見慣れたファイル形式であるため、心理的ハードルが下がり、内容の確認や修正指示がスムーズに進みます。

専用のデザインソフトを導入しない場合や、社内にある情報をまとめ上げたい担当者におすすめです。

「Powerpoint」はこちら(Microsoft公式)

LP構成のよくある質問

Q. LP構成を考えるとき、最初に決めるべきことは何?

結論としては「誰に、何をしてほしいか(ターゲットとゴール)」です。

とりあえずの資料ダウンロードか、本気の商談予約かなどの最終的なゴールがブレると、配置すべき情報もボタンのハードルも全く変わってしまうからです。

ターゲットとゴールを検討する際はLPの目的を1つに絞れているかも同時に確認しましょう。

ランディングページ(LP)制作とは?BtoBで成果を出すLPの作り方と進め方完全ガイド

ランディングページ(LP)を制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 自社のLPを新規に作ることになったが、 ...

Q. CTAは何回・どこに置くのが基本?

CTAボタンを置く位置のおすすめとしては「ファーストビュー、ボディの終わり、一番下の3箇所」です。

読者の熱量が高まったタイミングですぐにクリックできるよう、常に手元にボタンを用意しておくことが重要です。

それぞれ「最初の期待時」「詳細の納得時」「最後の決断時」の3つがベストタイミングです。

Q. 価格はLPに書くべき?書かないべき?

BtoBの場合、基本的には費用感がまったく分からないと、担当者が上司に相談できず、その時点で検討の土俵から降りられてしまうため、「価格を書く(または料金の目安を載せる)」ことがおすすめです。

戦略的に価格を公開せず、ホワイトペーパーの形式にしてリードを獲得する企業も存在します。

見積もりが必要な複雑な商材の場合は、「料金シミュレーション資料をダウンロード」という形に変換して見せるのが有効です。

Q. 導入事例(実績)は何件あれば十分?

最低でも異なる業種や規模で3パターンあると安心です。

特定業界や大企業の事例ばかりでは「自社と似た事例がない」と思われ、離脱される可能性があります。

ユーザーが自社に近い導入事例を閲覧できるよう、様々な属性(大企業向け、中小向け、特定業種向けなど)を網羅しましょう。

Q. セキュリティや契約条件、FAQはどこに置くのが良い?

これらのコンテンツは基本的にページの終盤、入力フォーム直前に置きます。

なぜなら、これらは「会社として契約して大丈夫か?」というネガティブチェック(粗探し)に使われる情報だからです。

購買意欲が高まった最後にこれらの不安を潰すことで、安心してフォームに入力してもらえます。

LP事例で見る!効果を出すためのLP制作5つのポイント【BtoB編】

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BtoBのLP構成で成果を出すためのワンポイントアドバイス

成果が出るBtoB LP構成は、"社内説明できるか"で決まります

BtoBのLP構成で多くの方が陥りがちな失敗は、「自社サービスの魅力を伝えること」を目的にしてしまうことです。

BtoBの購買は、担当者一人が決断して終わりではありません。稟議を通すために上司や関係部門を説得するプロセスが必ず発生します。そのため、LP構成を設計する際には「このLPを見た担当者が、社内でどう説明するか」を想定することがとても重
要です。

実際の制作現場では、以下の3点を意識して構成を組むようにしています。

- First Viewでは「誰の・どんな課題を解決するのか」を、担当者が共感できる言葉で明確にする
- Bodyでは「比較検討した上でこちらを選ぶ理由」と「導入後の具体的なイメージ」をセットで揃える
- Closingでは「導入にかかるコスト・手間・リスク」を先回りして解消し、稟議に必要な情報を渡す

LP構成に行き詰まったときは、「担当者がこのページを上司に見せながら説明できるか」という視点で全体を見直してみてください。社内で説明しやすいLPが、BtoBで成果の出るLPです。

薮崎 友基
LP制作ディレクター

まとめ

本記事では、BtoBで成果を出すためのLP構成について解説しました。

LP構成はセンスではなく以下のような基本的な「型」にしたがって検討することで、成功確率が上がります。

  • 基本の3パート:First View(読む)→ Body(信じる)→ Closing(行動する)の順番を守る。
  • 必須の7要素: キャッチコピーから入力フォームまで、ユーザーの不安を順番に解消する要素を配置する。
  • 結論ファースト: 忙しいBtoB担当者のために、一番伝えたいメリットから先に見せる。

どう構成するか迷う場合は、PowerPointやGoogleスライドなどの使い慣れたツールを開き、本記事の要素に沿って検討してみてください。

デザインに入る前にしっかりとした骨組み(ワイヤーフレーム)を作ることで、確実に成果(コンバージョン)につながるLPが完成するはずです。

 

ディレクターバンクでは、さまざまな業種のお客様との間で、ランディングページ(LP)に関するご相談をお受けしています。「思うように成果が出ない」などお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

Webマーケティング視点で成果を出すためのLPを制作します

ディレクターバンク(株)のLP制作では、現状課題をヒアリングさせていただいた上で、LPのコンテンツ企画・制作から、公開後の広告運用、LP修正対応まで、LPで成果を出すための必要なサポートをワンストップで提供させていただきます。

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※この記事の一部の画像はGeminiで作成されています。

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