BtoBのコンテンツマーケティングに強い運用会社10選!2023年3月版

2023年3月9日

オウンドメディア運用やSNS投稿など、企業のコンテンツマーケティングには様々な手法がありますが、BtoBビジネスとBtoCビジネスでは最適なマーケティング手法が異なります。
BtoCビジネスではSNSマーケティングといった消費者に向けたエンターテインメント性の高い情報発信が中心であるのに対し、BtoBビジネスではオウンドメディアやホワイトペーパーなど商談に繋げるための「自社商品・サービスで解決できる課題」にフォーカスを当てた情報を発信することが中心となります。

この記事ではBtoBビジネスでコンテンツマーケティングを始めたいWeb担当者に向けて

  • コンテンツマーケティングのメリットとデメリット
  • 運用を外部委託するメリット
  • 委託先を選ぶポイント
  • おすすめの運用会社

などについて紹介します。

コンテンツマーケティングの外部委託について

コンテンツマーケティングとは、見込み顧客の興味や関心に対して価値のある情報をコンテンツとして発信することにより、自社商品・サービスの認知や信頼を得て、最終的に購買行動につなげるマーケティング手法のことです。

企業が商品やサービスの購買を決定するには社内決裁が完了するまでに様々なプロセスを経る必要があるため、BtoBビジネスではBtoCに比べ取引成立までのハードルが高くなります。

Web経由で見込み顧客を獲得するには、的確なコンテンツマーケティングが重要となりますが、自社にそのスキルが無かったり早く成果をだしたい場合は、BtoBコンテンツマーケティングに精通した外部企業に委託するのが有効です。
社内でスタッフがライティングスキルを習得する時間が取れない、オウンドメディア運用ノウハウが無いといった場合は、コンテンツ制作やメディア運用を外部に委託することをおすすめします。

コンテンツマーケティングのメリットとデメリット

自社の商品やサービスを販売促進する手段としては、大きく分けてコンテンツマーケティングと広告出稿の2つの方法があります。
広告出稿と比較した場合のコンテンツマーケティングを行なうメリットとしては

  • 出稿費用と比較して、予算を抑えながら始めることができる
  • コンテンツ作成後も継続的に効果を生むことができる(ストック型)

の2点があります。
デメリットとしては短期的には大きな成果は発生しにくいという点があります。

運用を外部に委託するメリット

メリット1:迅速に立ち上げることができる

例えばオウンドメディア運用を外部企業に委託する場合、委託企業がオウンドメディアの運用経験があるディレクターやその業界に詳しいライターを集めて、早急に運用体制を構築することができます。
優秀なディレクターやライターに委託することができればオウンドメディアのコンテンツの品質を担保することができ、記事を公開するペースなども柔軟に対応することが可能です。

メリット2:社内担当者の負荷が減る

オウンドメディア運用の場合、日々のディレクション業務や社内報告用のレポート作成など、運用に付随する業務も委託先企業が行なうため、社内で発生する工数を抑えることができます。
また、メールマーケティングを支援するサービスを利用すると、効果測定や無効なメールアドレスの削除など、運用担当者の手間を省く機能を利用することができます。

メリット3:効果が最大化する

BtoB向けコンテンツマーケティングに精通した企業にホワイトペーパー作成を委託した場合、自社の担当者が作成した場合と比較してより多くのリードを獲得できるようになったり、オウンドメディアでもより成果につながるメディアを構築することができます。

委託先選定のポイント

複数の施策に対応できるか

オウンドメディアを運用する中で新たにSNS運用やホワイトペーパーなどの施策を並行して進めることを想定した場合、オウンドメディア運用のみを委託できる会社よりも複数の施策に対応できる会社の方がスムーズに施策を展開することができます。

委託候補企業が同業種または類似業種での運用経験があるか

コンテンツ作成の際、専門用語や業界に関連する法規制などに詳しいライターを確保できる会社であればトラブルを未然に防ぐことが可能です。

目標とする指標やペルソナを両社で検討できるか

運用を委託する場合でもターゲットユーザーを両社で協議の上で設定し、運用体制や記事数や投稿数などコンテンツの量をあらかじめ決め、それに合わせた目標設定が必要となります。

コンテンツの内容や品質を確認できるか

運用開始後は月一回ペースで実績確認のミーティングを行なうことが一般的です。
そこでコンテンツの内容や事前に計画した指標をクリアしているかなどを確認することが重要です。

BtoB向けオウンドメディア運用に強い会社

オウンドメディアを運用する場合、記事執筆のみを委託するケースや構築から運用までを全て委託するケースがあります。
構築から運用までを委託する場合、運用に関わる人数が増えたり、記事執筆本数が増えた場合には費用が高くなることがあるため注意が必要です。

ディレクターバンク株式会社

ディレクターバンク

ディレクターバンク株式会社はオウンドメディアの構築・運用やSNS運用代行など、Webマーケティングを様々な形で支援しています。
200名を超えるWebマーケティングのプロフェッショナル人材が在籍しており、業務ボリュームに応じて、最短週1日の稼働から委託することが可能です。
また、オウンドメディア経由で獲得した見込み顧客を商談に繋げるためのツールとして、海外でも多くの企業が導入しているMAツール「HubSpot」などの導入支援も可能です。

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CROCO株式会社

クロコ

 

CROCO株式会社の「メディアマネジメントサービス」は、オウンドメディアの立ち上げから運用支援までを一括して委託することができるサービスです。
専門領域をもつライターを含めて50万人のライターが在籍しており、様々な業種に対応可能です。

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Appmart株式会社

アップマート

Appmart株式会社はオウンドメディアの運用や、ホワイトペーパーの作成に力を入れている企業です。
Appmart株式会社のサービスを利用すると無料でMAツールを導入することができ、ホワイトペーパーの作成についても併せて委託することができます。

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株式会社才流(さいる)

さいる

株式会社才流は100社近くのBtoB企業の新規リード獲得実績があり、自社のマーケティング活動で得た知見を委託元企業へ提供しています。
また、クライアントの事業責任者へのインタビューを行い事業の理解度を上げた上で、オウンドメディアにおけるリード獲得だけでなく、メルマガの改善やインサイドセールスについても支援を行ないます。
必要に応じて見込み顧客や既存顧客へのインタビューも企画可能です。

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BtoB向けSNS運用に強い会社

株式会社ホットリンク

ホットリンク

株式会社ホットリンクはSNSマーケティング支援などを提供しており、東証グロース市場に上場している企業です。
大手企業などのSNSアカウントの運用代行実績があり、競合分析をした上でSNSアカウントの戦略を策定するなど、SNSアカウント運用経験が豊富なプロフェッショナルに運用全体を委託することができます。

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株式会社フラグアウト

フラグアウト

株式会社フラグアウトは2022年に設立されたBtoBに特化したSNS運用支援企業です。
事業内容もSNS広告運用支援とSNSアカウント運用支援に絞っており、アカウント運用支援では主要3サービスに加え、原則実名制でビジネスに関する投稿が中心となっているSNS「LinkedIn」の運用支援も行なっています。

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株式会社リプカ

リプカ

株式会社リプカはInstagramを中心としたSNS運用代行サービスを行なっている企業です。
Instagramで注目されるアカウントの多くはBtoC向けであることが多いですが、近年はBtoB企業のアカウントが増加しています。
FacebookからInstagramにBtoB向けの広告を出稿する企業だけでなく、企業公式アカウントを開設し、大学生への認知拡大に向けて企業や採用に関する情報をInstagramで発信する企業が増えています。

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その他のBtoB向けコンテンツマーケティングに強い会社

株式会社ラクス

ハイハイメール

株式会社ラクスはメールマーケティングに活用できるメール配信サービス「配配メール」を提供している企業です。
見込み顧客に向けてメールを配信する際に属性(セグメント)を絞るだけで指定の条件でメールを配信することができたり、特定の条件を満たすユーザーに対してシナリオに従って自動的に順次メールを配信するステップメール機能が充実しています。
また、メールの開封率(HTMLメールのみ)やリンクのクリック数などを計測する分析機能が充実しています。

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株式会社EventHub

イベントハブ

株式会社EventHub(イベントハブ)はウェビナーや大規模なオンライン型カンファレンスの開催を支援している企業です。
自社でウェビナーを開催するノウハウを持っていない場合でも、ウェビナーへの登録ページから終了後のアンケート回収・分析まで、ウェビナーに関する全ての作業を代行してもらうことも可能です。
また、参加者に関する情報をMAツールと連携させることも可能です。

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ターゲットメディア株式会社

ターゲットメディア

ターゲットメディアはBtoB向けに特化したホワイトペーパー制作代行サービスを提供しています。
開発ベンダーなどのIT業界や製造業、経営支援サービスでの導入事例を社名を列挙して掲載しており、これらの業界でホワイトペーパーを製作する場合は実績のある製作会社です。

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まとめ

BtoB向けのコンテンツマーケティングでは、リードを獲得するためのオウンドメディアやSNS運用といった手法のほか、具体的な商談に繋げていくウェビナーやホワイトペーパーなど、様々な手法があります。
コンテンツマーケティングは広告運用と比較して低予算で始められることや、コンテンツを作成したら長期的に効果を生む可能性があることがメリットとなります。
BtoB向け中小企業の担当者がコンテンツマーケティングを始めたい場合は、SNS運用やホワイトペーパーなど、低予算で始められる施策を始めてみてはいかがでしょうか。
メールマーケティングにおいては、定期的に画一的なメールマガジンを配信するのではなく、属性を絞ってその属性に向けた内容を発信したり、シナリオを作成してステップメールを設定することで担当者の負荷を抑えることができます。
これらのコンテンツマーケティングにおいては、獲得したリードの情報をMAツールを導入することで商談につながる可能性を最大化させることも可能です。

ディレクターバンクでは「オウンドメディアを始めたい」や「コンテンツマーケティングはどうしたらいいか」「MAツールと連携させたい」など、BtoBビジネスを展開する様々な企業からのお問い合わせにお応えしております。
効果的なマーケティング手法や各施策のコツなどをより詳しくお聞きになりたい場合は、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。

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山口優

2017年にIT企業を退社しフリーランスとなる。自ら企画したブログメディアやSNSを中心としたマーケティング活動を行なっている。現在は動画製作とHubSpotを勉強中。