現役ディレクターが語る!マンガ制作依頼時の見積もりの取りかた(RFPテンプレートダウンロード可能)

2020年10月8日

フリーのディレクターが事業主へこっそり伝えたい「見積りの取りかたノウハウ」シリーズ。今回は、再び注目を集め始めているマンガコンテンツ制作時のポイントをご紹介。教えてくれるのは、BtoBに特化した伴走型コンテンツマーケティングを得意とするフリーのコンサルタント、ファストマーケティングさんです。

教えてくれたのはこの人!

コンテンツマーケター

フリーコンサルタント「ファストマーケティング」

PR漫画やホワイトペーパー、調査PR、オウンドメディアなどのコンテンツマーケティング支援サービスを提供。コンテンツ制作支援だけでなく、KPIの設計から運用までをカバー。事業会社にて7年間で60,000件以上のリードを獲得した実績あり。

コンテンツマーケティングにおいてマンガの活用が効果的なのは、どんな時?

マンガが得意とするのは、効果や効能を理解するのが難しい商材をわかりやすく伝えることです。絵、セリフ、情景がワンシーンに詰め込まれていて、一度に多くの情報を盛り込むことができます。文章とは違い、情報量が多くても「読む労力」が少なくて済むので、読み手が構えることなく、すっと情報処理できるのも大きなメリットです。

最近では、BtoBのITツールやBI(ビジネス・インテリジェンス)ツール、セキュリティ系のツールを提供する企業が多く取り入れている印象があります。

イラストとは違い、マンガにはストーリーがあるので、読者は感情移入しやすくなります。導入事例や導入後のサクセスストーリーをマンガで訴求することで、読者の共感と、より深い商材理解が同時に得られるのでおすすめです。

また、広告バナーのクリエイティブとしてマンガを取り入れることで訴求力を高め、CTRが向上した事例もあります。

 

マンガ制作の依頼の仕方は?

大きく分けて、以下の2パターンがあります。

 

1. 漫画家に直接依頼する

コストを抑えたいのであれば、直接漫画家へ依頼をするのが良いでしょう。SNSで検索をしたり、クリエイターズエキスポなどのイベントに出展している漫画家に声をかけ、依頼をしてください。

ただし、シナリオをある程度自社でまとめたり、細かい指示出しをしたりと、手間はかかってしまいます。また、商材によっては、漫画家自身が商材理解をするまでに時間がかかることも多いので、注意が必要です。

 

2. 制作会社やコンサルタント経由で依頼する

上記のようなコミュニケーションを代行するのが、私のようなフリーのコンサルタントやマンガ制作会社です。直接漫画家を探さずとも、希望のテイストに合う漫画家をご提案し、納品までの細かい進行管理を行います。

また、コンサルタントの場合は、制作物を納品するところで完結するのではなく、そのコンテンツを活用したマーケティング施策の立案やKPI設計、効果測定まで行うケースもあります。LPやバナー広告など、マンガを活用した効果がよかったのかどうか、という検証まで自社で行えない場合は、コンサルタントを頼っていただければと思います。

 

発注先を選定する際の注意点

実際に制作会社やコンサルタントへ依頼をするとなった場合に、発注先の選定時のポイントは以下の通りです。

●会社の実績

●担当ディレクターの経験
担当ディレクターの力量に左右されることが多いマンガ制作。商材に対する理解度が乏しいと、漫画家への指示出しも的外れになることがあり、制作進行中の手戻りが多くなってしまいます。

●漫画家のバックボーン
漫画家になる前のキャリアが近しい方が良いでしょう。例えば、近しい業界で勤務していた漫画家なら商材理解もスムーズですし、会社勤めをしたことがある漫画家なら、組織に対する理解も早いです。

とはいえ、ドンピシャのディレクターや漫画家に出会えるとは限らないので、どの程度理解しようとしているのかというスタンスを見て判断するのが現実的かもしれません。

あとは、先ほどもお伝えした通り、マンガの活用方法へのアドバイスや効果測定など、幅広いマーケティング支援ができるかどうかも、必要であれば確認してみてください。

最後に、見積もりを取る際には、ページが追加になった場合など、追加費用が発生する条件も確認しておくと良いでしょう。

 

回答サンプル付きRFPテンプレートのダウンロードはこちら!

ファストマーケティングさん、ありがとうございました。

今回の取材を元に、マンガ制作を依頼された際に必ずヒアリングしているポイントをまとめた「RFP(提案依頼書)テンプレート」を作成しました。主要な項目には回答サンプルもありますので、ぜひ参考に作成してみてください。

RFPテンプレート無料ダウンロード

 

 

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福田貴子

福田貴子

WebメディアやSNS企業アカウントの運用中心にコンテンツ企画、制作ディレクション、ライティングまで幅広くこなす。元PRプランナー、デジタルマーケティングコンサルタントを経て2016年に独立。2020年より見積もり相場ガイド2代目編集長に就任。

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