Web担当者のためのマーケティング・ノウハウガイド

Xマーケティングを成功に導くおすすめ書籍13選!2025年10月版

こんな課題をお持ちのWebマーケティング担当者向けの記事です

認知獲得や集客を目的として、X(旧Twitter)を運用することを検討している、またはXアカウントを運用しているが思うように効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。

  • X運用におけるポイントや戦略をわかりやすく理解できる書籍を知りたい
  • より高度なSNS戦略を立てる上で参考になる書籍を知りたい

このような課題をお持ちの方に向けて、この記事では初心者から上級者まで参考になるXおよびSNSに関するおすすめ書籍を10冊ご紹介いたします。

Xマーケティングの概要についてはこちらをご覧ください。

Xマーケティングとは?:戦略設計や成功事例などWeb担当者向け始め方解説【2025年10月版】

認知獲得や集客を目的として、X(旧Twitter)を運用することを検討している、またはXアカウントを運用しているが思うように効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事 ...

企業がXアカウントを運用する際は学習が必須

企業公式としてXアカウントの運用を始める際は、事前に運用目的やターゲットなどの戦略を立てることが重要です。

また、自社のアカウントに集客したりフォロワーを獲得するためにはプロフィールに記載する文章やツイートの型など投稿内容を最適化する必要があります。

SNS運用のノウハウが無い場合は、低コストで網羅的かつ体系的に基本的な知識を習得する方法として書籍での学習がおすすめです。

さらに、Xマーケティングで認知拡大や購買といった成果を得るためには、投稿内容やリアクションの細かな分析をもとに、アカウント運用を最適化する必要があります。

その際にも、特定の課題や施策に特化したテーマの書籍が役立ちます。

運用代行に依存ぜず、自社でXアカウント運用のノウハウを蓄積していきたいと考えている企業は書籍を活用するとよいでしょう。

初級者向けの入門編でおすすめの書籍5選

入門編ではこれからXのアカウント運用を始める、またはXマーケティングを始める企業の経営者やSNS担当者の方向けの参考書籍をご紹介します。

ここで紹介する書籍は1冊読むだけで基本的な操作方法や運用の基本的なテクニックを得ることができたり、SNSマーケティングの基礎知識を習得できます。

ゼロからはじめる X(旧Twitter) 基本&便利技

出典:Amazon

この書籍は、アカウント作成からポスト(投稿)、フォロー、ハッシュタグの活用まで、基本操作を丁寧に解説しており、SNS初心者でも安心してXを使いこなせるようになる入門書です。

さらに「便利技」や「トラブル対処法」も収録しており、初めてXを利用する人がつまずきやすいポイントをフォローしています。

全体的には操作方法などの基本的な使い方や機能説明が多いため、初めてXを利用する方や初心に戻って使い方を学びたい担当者におすすめです。

また、企業で使用頻度の高いブラウザ版の詳しい使い方も紹介しているため、ブラウザ版を使う機会が多い企業のSNS担当者におすすめです。

「ゼロからはじめる X(旧Twitter) 基本&便利技」はこちら(Amazon)

Twitter集客のツボ98

出典:Amazon

この書籍は2021年に発売された書籍のためタイトルが「Twitter」のままですが、今でも使えるテクニックが多く、初心者以外にも、Xアカウントの運用を始めたもののうまくいかない方の再入門にもおすすめです。

筆者は無名の個人アカウントを作成してから300日で3万フォロワーを獲得しており、そこで得たノウハウを元に、現在は企業を対象にしたセミナーやコンサルティング活動を行なっています。

この本ではアカウントを作成する前に3ヶ月の運用計画を作成すること、フォロワー(ファン)を獲得するための具体的な投稿のポイント40個などが詳細に解説されています。

「Twitter集客のツボ98」はこちら(Amazon)

X集客の教科書 500フォロワーで稼げる人10万フォロワーで稼げない人

出典:Amazon

この書籍はXで10万人以上のフォロワーを持ち、国内最大級のSNS集客スクールを運営する「もんぐち社長」が書いた本になります。

3,000人以上にXの運用について指導してきたノウハウを元に、書籍にはアカウント設計シートやペルソナ設定シートなどアカウント作成前に検討しておくべき情報が多数掲載されています。

また、反応されやすい「鉄板ワード」や投稿の型なども紹介されています。

「X集客の教科書 500フォロワーで稼げる人10万フォロワーで稼げない人」はこちら(Amazon)

マンガでカンタン!SNSマーケティングは7日間でわかります。

出典:Amazon

こちらの『マンガでカンタン!SNSマーケティングは7日間でわかります。』は、SNSマーケティングを基礎から学びたい初心者に向けた入門書です。

全編マンガ形式で読みやすく、登場人物と一緒に「SNSで成果を出すまでの流れ」を7日間で体験できる構成になっています。

内容は、SNSの基本理解から始まり、目的設定、ターゲット設計、投稿企画、分析と改善までを順を追って学べるため、マーケティングが初めての方でも理解しやすくなっています。

X以外のSNSにも興味があるという方や、SNSマーケティングの基礎を学びたい方、感覚的な運用から抜け出し「戦略的にSNSを活用したい」と考える個人・企業担当者に最適で、SNSマーケティングの全体像を楽しく短期間でつかみたい方におすすめです。

「マンガでカンタン!SNSマーケティングは7日間でわかります。」はこちら(Amazon)

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第3版

出典:Amazon

この書籍は、初心者向けのSNSマーケティング戦略を解説した本になります。

各SNSの特徴などを網羅的に学ぶことができるだけでなく、2023年8月に改訂版として発刊されており、最新のSNSを取り巻く状況や、コンサルティングや運用支援を行なってきた筆者の経験に基づく具体的な事例やノウハウが紹介されています。

企業のSNSを初めて任された担当者の方であれば、基礎知識を網羅的に学ぶことで、自社の運用時だけでなく、運用代行を検討する際にもスムーズに商談を進めることができます。

また、X以外のSNSについても特徴が解説されているので、別のSNSアカウントを運用する際や移行を検討する際にも参考になります。

「デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第3版」はこちら(Amazon)

中上級者向けの応用編でおすすめの書籍8選

すでに基本的な操作方法を習得している場合はより具体的なマーケティング手法を学習しましょう。

動画活用、中の人のメリットとデメリット、企業運用におけるクレーム対応などを事例を交えて具体的に学習することができます。

僕らはSNSでモノを買う

出典:Amazon

SNSは認知獲得だけでなく、SNSで情報を得たユーザーが実際の購買行動につながることも数多くあります。

SNSで自社の情報に触れたユーザーを購買などに繋げるためには様々な方法がありますが、この書籍ではUGC(ユーザーが作成したコンテンツ)から始まる「ULSSAS」という独自のマーケティング法則を使って解説しています。

ULSSASはユーザーがSNSに様々な情報を投稿することをベースとしており、現代の消費行動に基づいた理論になっています。

この本は認知獲得からさらに進んで購買などに繋げたい企業のSNS担当者におすすめです。

「僕らはSNSでモノを買う」はこちら(Amazon)

元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術

出典:Amazon

この書籍は「毎日投稿不要」「バズらせ不要」をキャッチコピーとして、Xでも重要な動画を活用したマーケティング手法について解説しています。

Xでは現在、無料アカウントの場合140秒まで、プレミアム登録や認証済み組織の場合は最大4時間未満(またはファイルサイズ16GB未満)までの動画をアップロードすることができます。

この本ではセールスファネルの考え方を元に、YouTubeやXでどのような動画がユーザーの反応が高くなるか、さらにセールスに繋げることができるかを学ぶことができます。

「元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術」はこちら(Amazon)

自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方

出典:Amazon

この書籍ではセガやキングジムなど、企業の公式Xアカウントで実際に「中の人」として活動している担当者の方が、各社の具体的な事例や特別に開催された座談会を通じて、SNSを運用する上での注意点などが書かれています。

Xを運用する上で「中の人同士の交流」はアカウントの活性化の点からも非常に大切で、社内との調整をどのように行なっているかなども非常に役に立ちます。

「自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方」はこちら(Amazon)

寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」

出典:Amazon

この書籍は文具メーカー「キングジム」の公式アカウントを担当している「中の人」が、どのようにフォロワーを増やしてきたかが記されている本です。

中の人に指名された時の心境や、アカウントを運用する際に気を付けていたことなどが赤裸々に書かれており、運用担当者として参考になる点が多数あります。

知名度や予算が限られている広報担当者がSNS運用を兼ねる場合には必読の一冊です。

「寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった『つながる作法』」はこちら(Amazon)

SNSマーケティング7つの鉄則

出典:Amazon

この書籍はアカウント運用が成功して口コミは増加したものの、思うように自社売上につながっていない方におすすめです。

「中の人」に依存した運用にもリスクがある点を考慮し、UGC(ユーザーが作成するコンテンツ)をどのように活性化させ、購買行動に繋げていくかを重要視した一冊です。

売上に直結させるために必要な鉄則として「アカウントを単体で運用しない」「フォロワー数だけでインフルエンサーを判断しない」など7つの鉄則を紹介しています。

「SNSマーケティング7つの鉄則」はこちら(Amazon)

小さな会社・お店が知っておきたい SNSの上手な運用ルールとクレーム対応

出典:Amazon

Xは個人事業主や中小企業でも気軽に始めることができることが大きなメリットであると同時に、認知獲得のツールとしてSNSは必要不可欠なものとなっています。

しかし、担当者の何気ない投稿が炎上することもあれば、トラブル発生の原因になることがあります。

また、自社の運用に何の問題がなくてもトラブルに巻き込まれる可能性もあり、SNSのトラブルが実際のビジネスに影響し、休業などに発展することもあります。

この書籍では中小企業に特化して、SNSの運用ルールやクレーム対応について具体例を織り交ぜながら解説しています。

「小さな会社・お店が知っておきたい SNSの上手な運用ルールとクレーム対応」はこちら(Amazon)

SNSマーケティング図鑑

出典:Amazon

こちらの書籍は、X(旧Twitter)、Instagram、YouTubeなど主要SNSの施策を体系的に学べる実践ガイドです。

アカウント運用やコンテンツ設計など、施策ごとに最適な手法を全84個収録しており、各施策ごとに「向いている業種」「相性の良いSNS」「予算の目安」などが整理されています。

理論よりも実践重視の内容で、図解も多く、「いま何をすべきか」が明確になるため、SNS運用を強化したい企業担当者や、中小企業のマーケティング担当者に特におすすめの一冊です。

「SNSマーケティング図鑑」はこちら(Amazon)

SNSフォロワー1000人以下でも濃いファンができる発信術 本音ライティング

出典:Amazon

本書は、企業のSNS担当者が多く悩む「情報発信が続かない」「伝えたいことが伝わらない」などについてのヒントになる実践書です。

「長い文章は読まれない」

「売れる文章と自分らしい文章は別」

といった読者の誤解を解き、フォロワー数を増やす施策以上に重要なブランドに共感し継続的に関わってくれる「濃いファン」を育てる方法を解説します。

また、発信が届かない原因を心理面から分析し、企業の言葉をどう「人の言葉」として伝えるかに焦点を当てるコツを紹介しています。

売り込み感のない自然な発信や、信頼をベースにした関係構築を目指す企業や、アルゴリズム依存の運用から脱し、ファンとの長期的な関係づくりを目指す担当者におすすめの一冊です。

「SNSフォロワー1000人以下でも濃いファンができる発信術 本音ライティング」はこちら(Amazon)

まとめ

Xは現在多くのユーザーが利用しているSNSであることから、アカウント運用を始める場合でも、基本的な操作方法に困ることはないかも知れません。

しかしXを企業のマーケティングツールとして効果を最大化させるためには、日々の投稿内容だけでなく、プロフィールの書き方、投稿頻度、投稿する時間帯、画像や動画の活用など様々な点を考慮する必要があります。

また、企業アカウントとしての運用ポリシーや炎上時の対応マニュアルも作成する必要があります。

将来的に運用代行を検討される場合でも、今回ご紹介した書籍は皆様のお役に立つと考えております。

ディレクターバンクではSNSの立ち上げから運用代行まで、SNSに詳しいディレクター人材が多数在籍しております。プロフィール設計やコンテンツ設計にお困りの方や思うように成果が得られていない企業の担当者の方はぜひ一度ご相談ください。

InstagramやXなどのSNS運用を経験豊富なディレクターが代行

ディレクターバンク(株)のSNS運用代行は、Instagram、X、LINE、Facebookなど、企業のSNSアカウントの企画、運用業務を、経験豊富なディレクターが代行。御社のファン作り、潜在顧客へのリーチを拡大させます。

詳しくはコチラ

  • B!