広報担当者向けおすすめSNS運用代行会社8選【2023年2月版】

2023年2月2日

SNSを活用して認知拡大を狙うとき、広報担当者がSNSに慣れていない場合や工数を確保できない場合は、運用代行を外部の企業に委託することができます。
しかし、数あるSNS運用代行会社から最適な企業を選ぶためにはいくつかの知っておきたいポイントがあります。
この記事ではスタートアップ企業や中小企業の広報担当者が、SNSでの広報活動において運用代行企業を選定するポイントや具体的なおすすめの企業8社をご紹介します。
その他、SNSでの広報活動に関する参考となる企業アカウントの事例各SNSを運用する際に参考となる記事活用ポイントについてはより詳しい記事が公開されておりますので、併せてご覧ください。

SNS運用代行会社を活用するメリット

アカウント開設前から運用開始後までサポートしてもらうことができる

SNSアカウントの開設前から運用代行会社に問い合わせを行ない相談に乗ってもらうことで、開設手順だけでなく、アカウント運用戦略や投稿するコンテンツの方向性についても事前にアドバイスをもらうことができたり、アカウント開設後に素早くフォロワー増加施策を打つことができます。
また、運用開始後には開設後のレポートを作成してもらったり、アカウントを伸ばすためのアドバイスを受けることができます。
SNS運用代行会社の多くは、投稿したコンテンツによる成果やフォロワー数の推移などをレポートにまとめ、概ね月一回のペースでミーティングを行ないます。
これにより事前に立てた目標と実績の差を確認したり、今後のコンテンツの方向性を相談することができます。
ただし、投稿作業のみを委託している場合は、レポート作成や結果の分析を自社で行なう必要があるケースもあります。

担当者の工数を省力化し、忙しい時でもSNSを運用することができる

SNSアカウントの運用開始後、担当者がSNSにかける工数が負担となってきた場合に運用代行に委託することで、他の広報業務に専念することができます。
特にInstagramのリール動画やYouTubeなど動画コンテンツを制作する場合は、内容を企画したり撮影を行なうなど制作のための時間が多く必要となるため、広報担当者が他の業務に支障が出ないようにするためには、積極的に外部企業に委託することをおすすめします。
また、担当者が多忙によりSNSの更新が難しい場合でも、コンテンツ投稿の代行を委託しておけば、原稿作成から投稿作業までを委託先側で実施できるため、長期間アカウントが更新されないという事態を防ぐことができます。

SNS運用代行会社を選ぶ3つのポイント

同業種のSNSのアカウント運用実績やノウハウがあるか

SNSアカウントの運用代行企業について比較する場合は、運用実績にについて同業種のアカウント運用実績があるかを事例紹介ページなどで確認することをおすすめします。
同業種のアカウント運用実績がある場合は業界内特有の用語の理解やスケジュール、ユーザーが反応しやすいハッシュタグをノウハウとして蓄積している可能性が高いため、有力な委託先候補になります。

サポート体制がしっかりしているか

運用代行を委託する場合、見積もり金額の中にサポートに関する内容が含まれているかを確認しましょう。
投稿作業の代行を委託する場合、投稿後のレポート作成や定例ミーティングの開催が含まれていないことがあります。
また、委託先企業の中で、SNS運用経験が豊富なディレクターを用意してくれているか、素材作成の相談に乗ってくれるかなどは事前に確認すると良いでしょう。

運用体制と料金体系

サポート体制の他にも、SNSの運用代行を委託する場合は契約を締結する前に下記の点について事前に取り決めた方が良いでしょう。

  • 投稿数に応じた料金か、作業時間に応じた料金か
  • 委託する業務は投稿の代行のみか、ユーザーへの返信などのリアクション業務および不正監視を含めるか
  • テキスト原稿や動画素材をどちらが作成するか
  • 初期費用の有無
  • 最低契約期間は何ヶ月か

費用面だけでなく、委託先の担当者の稼働時間や作業内容の細かい部分を擦り合わせておくと契約後のトラブルを回避することができます。

SNS運用代行会社おすすめ8選

ディレクターバンク株式会社

ディレクターバンク

ディレクターバンク株式会社では、企業のSNSアカウントやオウンドメディアの運用代行を行なう「Webマーケティング代行サービス」を提供しています。
Webマーケティングに精通した200人以上のWebディレクターが在籍しており、アカウント開設前のご相談や「フォロワーが思うように伸びない」というご相談など、企業の要望に沿った形で運用を代行しています。

また、Instagramの運用に特化したサービスも用意されており、経験豊富なディレクターのもと企画・制作・投稿・効果測定までまるっと代行することが可能です。

■料金体系

Instagram運用代行:週1日稼働の場合月額15万円から
その他のSNSについては要問い合わせ(週1日から運用代行が可能)

詳しくはこちら

株式会社リプカ

リプカ

株式会社リプカはInstagramを中心としたSNS運用代行サービスを提供しています。
InstagramとTwitterを合わせて300件以上の運用実績があり、担当するディレクターは3年以上のSNS運用経験があります。
STARTERプランではInstagramにおいて月8回のフィード投稿と月4回のストーリーズ投稿ができるほか、オンライン定例会や分析リポートなどのアフターサポートも利用することができるため、投稿の改善策など運用結果のフィードバックをしっかりと受けることができます。
リール動画投稿を実施したい場合はBUSINESSプラン以上の契約が必要となります。

■料金体系

初期費用:20万円(税抜)
STARTERプラン:月20-30万円(税抜)
BUSINESSプラン:月35万円(税抜)
PROFESSIONALプラン:月50万円(税抜)

詳しくはこちら

アウル株式会社[CoCommons]

ココモンズ

アウル株式会社が運営する「CoCommons」では広報に特化した業務委託サービスを提供しています。
初期費用無料で7日間、広報業務に詳しい専門人材をお試しで活用することができるほか、広報業務としてのスキルが必要となるプレスリリースの作成やSNSの管理運営などを委託することが可能です。
委託する場合の最低金額は月額18万円で、月16時間までの稼働となっており、稼働時間が増えた場合は委託費用が増加します。

■料金体系

月額費用:18万円(週4時間・月16時間の稼働)
最低契約期間:3ヶ月

詳しくはこちら

株式会社クラウドワークス[ビズアシ]

ビズアシ

株式会社クラウドワークスが提供する「ビズアシ」は、広報スキルを持ったフリーランス人材を指名して、自社の業務で活用することができるサービスです。
クラウドワークスの主要事業である、500万人以上が利用するクラウドソーシングサービスの強みを活かし、同社が仲介する形で広報スキルを持つフリーランスと委託したい企業をマッチングさせるサービスになっています。
フリーランス人材の稼働時間単位で委託費用が発生するため、広報担当者にとって時間を割かれる作業の代行や、レポート作成などのルーティン作業を代行してもらうと効果的です。

■料金体系

月額費用:要問い合わせ(稼働時間単位で費用発生)
最低契約期間:1ヶ月

詳しくはこちら

株式会社ライトアップ

ライトアップ

株式会社ライトアップはWebサイト構築やマーケティング支援を主としたサービスを展開しており、SNS運用やメールマーケティングの代行作業を受託しています。
SNS運用実績としてホームページに掲載されている事例は少ないものの、これまでの実績としてはファン&フォロワー総数が1500万を超えています
同社にSNSアカウント運用を委託する場合は、全てを代行することも作業の一部だけを代行してもらうことも可能で、予算に合わせた柔軟な対応が可能です。

■料金体系

課題別プラン例:
投稿案の企画・原稿作成:月10万円から
効果測定やコンサルティング:月25万円から
開設から運用までフルサポート:月35万円から

詳しくはこちら

株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)

フェイバーカンパニー

株式会社Faber Companyが運営する「ミエルカコネクト」はプロが厳選した即戦力のWebマーケティング人材を派遣するサービスです。
SEOや広告運用のほか、YouTube運用に詳しい人材を派遣してもらうことが可能です。
広報担当者を育成する時間がない場合は週2日、月50時間から運用作業を委託することが可能で、条件が合えば社内に常駐することも可能です。
問い合わせ後最短1週間で、最適な人材を選定し、業務委託を開始することができます。

■料金体系

要問い合わせ

詳しくはこちら

株式会社pamxy(パンクシー)

パンクシー株式会社pamxyは芸能人のチャンネル運営だけではなく、自社で運営するチャンネル登録者数が累計100万人以上になっており、YouTubeチャンネルの運用経験が豊富な企業です。
芸能人のYouTubeチャンネルだけでなく、企業のYouTubeチャンネルの運用事例も公開されており、VSEO対策など様々な視聴者の興味を引くためのノウハウがあります。
また、漫画やアニメーションを使ったコンテンツ制作が可能で、自社のオリジナル動画を制作することでオリジナリティの高いコンテンツを掲載することができます。
委託費用については問い合わせが必要となりますが、動画制作本数によっては高額になることがあります。

■料金体系

要問い合わせ
最低契約期間:6ヶ月

詳しくはこちら

株式会社エイト

エイト

株式会社エイトはWebマーケティングやSEO対策などを事業内容としている企業で、その中の一つの事業としてYouTubeの運用代行も行っています。
チャンネル登録者数が20万人を超えるYouTuberやプロの映像クリエイターが所属しており、市場調査やKGI、KPIの策定などチャンネル開設までをサポートする「チャンネル開設プラン」があることが特徴です。
撮影や動画編集などがオプション料金となっており、掲載する動画の本数が増えると委託費用が高額になることがあります。

■料金体系

チャンネル開設プラン:20万円(税抜)
運用代行プラン:月額20万円(税抜)から
コンサルプラン:月額50万円(税抜)から
(オプション例)
動画編集:10分前後の動画で1本4万円(税抜)から
ナレーション収録:1本1万円(税抜)から

詳しくはこちら

まとめ

SNSの運用を代行する企業は数多く存在しますが、広報活動のための運用委託の場合は、広報業務に関する専門のスキルやノウハウ、もしくは同業種のSNSアカウントの運用実績がある会社の中から選定することが望ましいと考えています。
SNSのアカウント運用は、投稿するコンテンツの企画検討、投稿コンテンツの制作、ユーザーからの質問への回答、定期的なレポート作成など、発生する工数が多いため、広報担当者のSNS業務に割ける時間を考えながら、運用代行会社への委託内容を検討しましょう。
委託する業務が増加すると費用も増加してしまいますが、委託する内容によっては稼働時間に応じた契約に変更することで費用を抑えることも可能です。

ディレクターバンクでは、各SNSのアカウント開設や運用代行について、様々なご相談をお受けしております。
スタートアップ企業や中小企業の広報担当者で、あまり委託費用の予算が取れない場合や、アカウント開設前で何を委託するか悩んでいるという段階であっても、お困りのことがありましたら、ぜひ一度弊社までご相談ください。

InstagramやXなどのSNS運用を経験豊富なディレクターが代行

ディレクターバンク(株)のSNS運用代行は、Instagram、X、LINE、Facebookなど、企業のSNSアカウントの企画、運用業務を、経験豊富なディレクターが代行。御社のファン作り、潜在顧客へのリーチを拡大させます。

詳しくはコチラ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

山口優

2017年にIT企業を退社しフリーランスとなる。自ら企画したブログメディアやSNSを中心としたマーケティング活動を行なっている。現在は動画製作とHubSpotを勉強中。