インスタグラムマーケティング支援の最新相場調査:2019年5月版

投稿日:2019年5月22日 更新日:

インスタグラムを活用する企業が増えています。インスタグラムマーケティングでは、自社アカウントの運用からユーザーの投稿の活用、キャンペーンや広告などの施策がありますが、何を指標として良いかわからない、効果が感じられない、時間や人手が足りないなどのWeb担当者の悩みもよく聞きます。そんなときは、インスタグラムマーケティングの支援サービスを検討するのもひとつの手です。本記事では、インスタグラムマーケティング支援について、主要なサービスと相場観を調査しました。

インスタグラムマーケティングの効果とは

2018年11月1日に開催された「Instagram Day Tokyo 2018」で、日本国内の月間アクティブアカウント数が2900万を超えたことが発表されました。前年10月比で145%の増加です。また、20~30代女性の利用が多いイメージのあるインスタグラムですが、ユーザーは多様化しつつあり、ユーザーの43%を男性が占めるようになっています。インスタグラムマーケティングにより、リーチできるユーザー層が広がっているとも言えます。

参考:https://ja.newsroom.fb.com/news/2018/11/japan_maaupdate/

「Instagramが日本経済に与える影響」(2019/3/29・IPSOS)という調査の「中小規模のビジネスに関する意識調査」の項目では、調査対象企業の40%が、「自社のWebサイトよりインスタグラムのほうが会社にとって重要な存在だと考えている」と回答しました。さらに、インスタグラムの効果として、以下の回答が続きます。

  • 顧客にリーチし、エンゲージするために重要なプラットフォームである(94%)
  • 新規顧客の獲得に役立つ(48%)
  • 新規顧客の来店に繋がっていると感じている(48%)
  • 顧客の来店促進に役立つ(56%)

参考:https://ja.newsroom.fb.com/news/2019/03/instagram-economic-impact-report/

インスタグラムの特徴として、「エンゲージしやすい」ということがあげあれます。インスタグラムマーケティングでは、写真が非常に重要です。写真映えする商品を持つ商品は、まず、挑戦する価値があります。最近では動画の活用も進んでいます。

インスタグラムのもうひとつの特徴として、「ハッシュタグ」があげられます。ユーザーは、自分の興味のある投稿をハッシュタグにより検索します。写真もしくは動画と、ハッシュタグの選定が、インスタグラムマーケティングで効果を出すために重要と言えます。

インスタグラムマーケティング成功事例

インスタグラムマーケティングで成功事例が多いのがB to C企業で、特に美容・アパレル系、旅行関連の商品・サービスを提供する企業はインスタグラム活用に積極的です。

これらの企業は、いわゆるインスタ映えする写真や動画を撮りやすいという点で有利です。商品の世界観や使用感、サービスや場所の体感を出せるかがポイントです

一方、B to B企業はB to C企業に比べるとインスタグラムマーケティングで効果を出しにくい点があります。ただ、インスタグラムを活用している企業を見ると、企業の世界観やイベント、社内環境やスタッフの紹介などをすることで、ブランディングや好感度向上の効果が期待できそうです。

インスタグラムマーケティング支援の最新相場調査

1.株式会社サイバー・バズ

3.サイバーバズ

ソーシャルメディアマーケティング事業に特化した会社。自社サービスとして、アカウント運用サービスの他、影響力の高いソーシャルメディアユーザーが集まる承認制会員サービスや、口コミを発生させるためのプラットフォームを提供。また、インターネットマーケティングなども手掛けている。

サービスの特長

  • SNSのなかでもInstagramマーケティング支援に特に強みを持つ
  • インスタグラマーを始めとしたインフルエンサーによるUGCクリエイティブ制作、投稿管理・サポートを始め、企画からキャンペーンの運用、ソーシャル監視、インフルエンサーキャスティングやAD運用サポートまでをワンストップで提供

利用者の特徴

  • コスメ、日用品、食品、ブライダル業界が中心
  • 累計100以上のアカウントをサポート

「サービスをご利用いただくことで、フォロワー数の拡大、インプレッションやエンゲージメントの最大化などの効果が期待できます。インスタグラムを中心にアカウントのブランディングにもご利用いただいております」。(サイバー・バズ 担当者)

中心価格帯

初期費用:20万円~
月額費用:35万円~

→ 詳しくはこちら(サイバー・バズのサイトへ)

2.株式会社World Wide System(ワールドワイドシステム)

2.ワールドワイドシステム

1,500社以上、30,000件以上の制作・開発実績あり。デジタルマーケティング領域の集客・管理システムの開発・提供を得意としている。日本だけでなく、東南アジアにおける消費者向けセールス・プロモーションも手掛けている。SNSプロモーション、消費者リサーチ、WEB制作と、社内にそれぞれ専門チームがあり、幅広い提案が可能。

サービスの特長

  • 自社開発のキャンペーンツール
  • 年間の集客・キャンペーンプラン企画
  • その他、投稿クリエイティブの作成・分析等
  • インスタグラムに関しては以下のツールを提供している
    ―SmartHash:ハッシュタグ・メンション投稿収集キャンペーンシステム

「弊社はそれぞれのSNSに対してのキャンペーンツールを持っており、数多くのキャンペーンツール導入の実績から、効果の高いキャンペーンの企画が強みです。アカウントのメインの運用案の中にキャンペーンツールを盛り込んでいるので、ユーザーにとって飽きにくく、担当者さんに負荷のかかりにくいご利用が可能です。また、アカウントの中だけでなく、ユーザーの動線を考えたSNSのアカウントとLPのシームレスな繋ぎ込も考案させていただいています」。(株式会社World Wide System 担当者)

利用者の特徴

下記のような課題を持ったクライアントが多い。

  • 担当者はいるが、集客案が出てこない
  • 企画はあるが、投稿文を作成・投稿する人手が足りない

「それぞれのクライアントに合わせてSNS選択のアドバイスを行い、それぞれのSNSに合った運用をご提案させていただいております。インスタグラムマーケティングは、アパレルやコスメなど20代30代女性に向けた認知、イメージブランディングを行いたい場合に向いています」。(株式会社World Wide System 担当者)

中心価格帯

初期:約30万円~
月額:内容によって変動

→ 詳しくはこちら(World Wide Systemのサイトへ)

3.OWNLY(スマートシェア株式会社)

OWNLY

スマートシェア株式会社が開発・提供している、ユーザー参加型プラットフォーム専用クラウドサービス。同社は、テック&マーケティングカンパニーとして、SNSマーケティングやキャンペーン、UGC活用などを幅広く支援している。アンバサダー/インフルエンサーアライアンス事業も展開予定。

※公式サイト掲載情報より

サービスの特長

  • 新Instagram APIに対応
  • 投稿されたコンテンツをハッシュタグのみで収集可能
  • 投稿をいいね!や人気の順番などさまざまな条件でソートできる
  • ユーザー投稿利用の承認を得るためのコミュニケーションが簡単
  • ECサイトのカゴへのリンク設置などさまざまな導線構築・効果測定が可能
  • 運用やキャンペーン、アプルーバル作業の代行サービスも提供

利用者の特徴

  • インスタグラムのユーザー投稿を活用したUGCマーケティングの成功事例多数
  • 投稿をWebコンテンツとしてサイトに埋め込む利用も多い

公式サイトで以下の事例掲載あり

  • ホテルニューオータニ東京#あまオータニキャンペーン
  • ラ・メゾン・デュ・ショコラ#心に残るバレンタインキャンペーン

料金体系

初期費用:100,000円(税別)
月額費用:9,800円(税別)~

→ 詳しくはこちら(OWNLYのサイトへ)

4.式会社ランプ

lamp

京都市を拠点とするITベンチャー企業。WEBを活用した独自の技術により、企業のWebマーケティングをサポートしている。SNSマーケティングの中では特にインスタグラムマーケティングに特化している。また、訪日外国人客に向けた、Webとアプリ、紙媒体を連動させた多言語対応のサービスも展開。

※公式サイト掲載情報より

サービスの特長

  • スタッフ向けのインスタグラム運用方法の研修会を開催
  • インスタグラムの解析機能を用いたレポーティング、改善案の提出
  • 企業アカウントにおいて、画像加工やハッシュタグ設定などの更新作業を代行

利用者の事例

  • 結婚式場でインスタグラムマーケティングの社内向けセミナーを実施
  • 京都府主催のセミナーでインスタグラムマーケティングの講師を務める

料金体系

要問い合わせ

→ 詳しくはこちら(ランプのサイトへ)

5.Social-in(ソーシャルイン)(アライドアーキテクツ株式会社)

socialin

SNSマーケティングの総合支援を行うアライドアーキテクツ株式会社が提供するツール。同社は自社開発のSaaSプロダクトも活用し、累計4,000社以上のマーケティング施策支援実績あり。サービス提供の他、SNSマーケティング情報サイト「ソーシャルメディアマーケティングラボ(SMMLab)」の運営も行っている。

※公式サイト掲載情報より

サービスの特長

  • ユーザー投稿から自社商品に関連するものを集約し、一つのページにまとめる
  • テンプレートデザインを活用する、廉価版のSocial-in Liteもある
  • 最短1日でWebサイト上に投稿したいコンテンツの表示が可能
  • Instagram API承認
  • Twitterのハッシュタグにも対応

利用者の特徴、活用法

  • 味の素株式会社 みんなの#アジパンダ®事例掲載あり

料金体系

Social-in Liteは初期費用10万円、月額5万円~

  • 通常版は月額10万円~

→ 詳しくはこちら(Social-inのサイトへ)

編集部のまとめ

今回の調査概要

  1. 調査母数(問い合わせした企業数):7社
  2. 有効回答数(調査にご協力いただいた企業数):3社
  3. インスタグラムマーケティング支援の中心的価格帯は次の通りとなりました。
  • 1)初期費用:10万円~30万円前後
  • 2)月額費用:10万円~50万円前後

インスタグラムマーケティングは、自社アカウントの運用や広告だけでなく、ユーザーの投稿の活用や、キャンペーンなども重要です。支援サービスでは、それらを一括して依頼する場合と、必要な部分のみ依頼する場合があります。また、ユーザー投稿の活用やキャンペーンなどに関して、簡単に管理できるツールを提供している企業もあります。

インスタグラムでやりたいことが明確であれば、そういった部分的なサービスやツールを活用することでコストを抑えることができます。一方、課題や目標、やりたいことが明確でない場合は、総合的なサービスを利用したほうが良いでしょう。そういったサービスでは、運用代行にも対応していることが多いです。

さらに、インスタグラムだけでなくTwitterやFacebookなど他のSNSも運用している、または検討している場合は、インスタグラムに特化せず、まずはSNSマーケティング支援を行っており、企業に合わせたSNSと運用をサポートしてくれるサービスを選んだほうが良いかもしれません。

編集部では、調査にご協力いただける企業を随時募集しています。
調査協力に関する問い合わせは以下のフォームよりご連絡ください。

調査実施概要

  • 期間:2019年5月7日〜2019年5月17日
  • 調査方法:インターネット調査及び電話・メール取材にて実施

編集部では、調査にご協力いただける企業を随時募集しています。
調査協力に関する問い合わせは以下のフォームよりご連絡ください。
https://webtanguide.jp/contact

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河村 郁恵

i.kawamura

山口県出身。王朝文学が好きで研究者を夢見て大学で国文学を専攻するも、方針転換で就職。新卒で入社した会社でネットショップ運営に携わり、カスタマーサポートから商品開発、プロモーションなどを経験。その後、EC業界向けメディアに転職。編集部でメディア運営や業界紙の制作ディレクションを経験した後、フリーのライター・編集者として独立。

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