こんな課題をお持ちのWebマーケティング担当者向けの記事です
認知獲得や集客を目的として、X(旧Twitter)を運用することを検討している、またはXアカウントを運用しているが思うように効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。
- Xをマーケティングに活かしたいが始めるまでのステップを知りたい
- 法人としての課金プランと登録したときの料金やメリットについて知りたい
- Xアカウントを運用する際の注意点を知りたい
このような課題をお持ちの方に向けて、この記事では企業がXマーケティングを始める方法と課金制度、運用上の注意点を解説します。
Xマーケティングの概要や活用するメリットなどについてはこちらをご覧ください。
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Xマーケティングとは?:戦略設計や成功事例などWeb担当者向け始め方解説【2025年10月版】
認知獲得や集客を目的として、X(旧Twitter)を運用することを検討している、またはXアカウントを運用しているが思うように効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事 ...
目次
Xとは?
Xは2006年に「Twitter」の名称でサービスが開始されたSNSで、2022年のイーロン・マスク氏の買収後、2023年にサービス名が「X」へと変更されました。
2025年9月時点では無料でアカウントを作成することができ、140文字の投稿や画像、動画の投稿を行なうことを基本としています。
2025年5月に発表された日本国内の月間アクティブユーザー数は6,800万人、デイリーアクティブユーザー数は4,000万人(*1)となっています。
*1:【レポート】Web担当者Forumミーティング 2025 春XのAI「Grok」が進化! 日本法人社長が教える「インサイト発見」の“超実践ワザ”
Xは幅広い世代に利用されており、Xを活用したマーケティング活動を「Xマーケティング」と呼びます。
Xマーケティングは他のSNSと比べて情報が広がりやすい特長があり、そのためBtoCだけでなくBtoBに取り組む企業にとっても有効な手段として活用できます。
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Xを始めるには:アカウント作成から初期設定まで
Xのアカウントを作成する際は、個人であっても法人であっても、まず無料アカウントを作成するところからスタートします。
企業の公式アカウント作成する際の手順として、アカウント作成やプロフィール設定などを解説します。
アカウント作成:手順と必要情報

Xの無料アカウントを作成する方法としては以下の3つの方法があります。
- Googleアカウントでログイン
- Appleアカウントでログイン
- 新規アカウントを作成する
企業として運用するアカウントを作成する場合、将来担当者を引き継ぐことを想定し、新規アカウントを作成することがおすすめです。
アカウントを作成するためには、アカウント名を作成し、電話番号またはメールアドレスと誕生日を入力します。
企業アカウントの場合、誕生日を入力する際は運用担当者の誕生日を入力するルールとなっていますが、その場合、後で誕生日を非公開に設定します。
Xのアカウントルールでは、13歳未満のアカウント登録は制限されていますが、会社創立日やサービス開始日が13年以上前の場合、その日付を誕生日として登録しているアカウントも存在します。
その後ロボットによるアクセスではないことの確認と、電話番号またはメールアドレスの認証作業を行なうことでアカウント作成が完了します。
Xの初期設定:企業アカウントのプロフィール設定
アカウント作成が完了したら、プロフィールを設定します。
誕生日を非公開に変更し、プロフィール項目を設定した後に、企業アカウントについてはProアカウントへの変更をおすすめします。
Proアカウントに変更すると、「Proプロフィール」を設定することができたり、広告を出稿することが可能となります。
Proプロフィールでは、個人用アカウントのプロフィール項目に加えて、業種、住所(地図)、営業時間などの情報を追加することが可能です。
Proアカウントへの変更は無料で行なうことができますが、動物の写真をプロフィール写真に設定したり、パロディと疑われるアカウントは登録することができません。
Xの基本用語と操作方法
フォローとフォロワー
フォローとは、そのアカウントの投稿を継続的に閲覧したい時に「フォロー」を行ないます。
対して、自社のアカウントをフォローしてくれている人のことを「フォロワー」と言います。
フォローしてくれたアカウントにフォローを返すことを「フォローバック」と呼びます。
企業アカウントを運用する際の主要なKPIの一つに「フォロワー数」があり、自社の発信を常時閲覧してくれるユーザーがどのくらいいるかを測る指標として重要な数値になります。
フォロワーを増やす手段として、フォローバックを積極的に行ない、相互フォローのアカウントを増やすことでフォロワーを増やす手法があります。
ただし、現在のアルゴリズムではフォロー数とフォロワー数の比率が1:1に近い状態よりも、フォロー数が少なくフォロワー数が多いアカウントがおすすめに出やすくなっているため、安易にフォローバックせず相互フォロー目的のアカウントやスパムアカウントを見極めることも必要です。
ポストとリポスト
Xでは1つ1つの投稿を「ポスト(post)」、投稿することを「ポストする」という表現を使うことがあります。
無料アカウントの場合、1つのポストの上限は140文字までとなっていますが、有料プランに登録することで最大25,000文字まで増やすことが可能です。
また、無料アカウントの場合、予約投稿はWebサイトからのみしか出来ない点に注意が必要です。
他者の投稿を自アカウントで拡散することを「リポスト」と呼びます。
ユーザーが投稿した自社商材と関連のある話題の投稿を「リポスト」することで、利用者の声をフォロワーに拡散したり、見込み顧客とのコミュニケーションにつなげたりすることができます。
ハッシュタグ
特定のテーマについて投稿しているポストを集めたい場合、ハッシュタグを活用すると便利です。
具体例としては、Xマーケティングに関する投稿を行なうときは「#Xマーケティング」を付けて投稿すると、Xマーケティングに興味のあるユーザーが自社のポストを見つけやすくなります。
ハッシュタグに関する注意点として、多くの人の目に触れようと1つの投稿に多くのハッシュタグを付けているポストを見かけることもありますが、Xのヘルプセンターでは1つのポストでハッシュタグの使用は2つまでを推奨しています。
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タイムライン
Xを開くと、ホーム画面として「おすすめ」と「フォロー中」の2つのタイムラインが表示されます。
また、必要に応じて「リスト」を作成し、ホーム画面に表示させることができます。
それぞれのタイムラインの詳細は下記の通りです。
- おすすめ
Xのアルゴリズムに基づいてユーザーの興味に合ったポストが表示されるため、フォローしていないアカウントも表示されます。
具体的には多くのユーザーに表示されている話題のポストや、自社の行動(リポストやいいねなど)に基づいた類似ポストなどが表示されます。 - フォロー中
フォローしているアカウントのポストとリポストが、新しい順に表示されます。 - リスト
複数のアカウントをカテゴリーごとなどにまとめて、タイムライン表示できる機能です。リストを作成しホームに固定すると「おすすめ」「フォロー中」の横にリストが表示され、簡単にリストに登録されたアカウントの投稿を確認することができます。
リストにはフォローしていないアカウントも登録することができます。
いいね
いいねはSNSで広く普及している機能の一つで、主に他のユーザーのポストに対して好意的な内容に対して行われるアクションです。
リポストやいいね、ブックマークなどはエンゲージメントと呼ばれ、エンゲージメントが多いポストはアルゴリズムで高く評価されるため「おすすめ」に表示されやすくなります。
企業公式アカウントとして運用する場合、顧客と思われるユーザーのポストを「いいね」することはユーザーの投稿を促進する効果も期待できます。
工数に余裕がある場合は自社に関する投稿を検索したり、タイムラインを確認して「いいね」を行なうことをおすすめします。
ブックマーク
ブックマーク機能は、後で振り返りたいポストを保存することができる機能です。
無料アカウントでは全てのブックマークが一覧で表示されますが、Xプレミアムに登録すると、ブックマークをフォルダ分けして保存することも可能です。
その他、いいねとブックマークの機能面の違いとしては、いいねは投稿したアカウント(投稿主)に「いいね」したことが通知されるのに対し、ブックマークは投稿主にブックマークしたことは通知されないことが挙げられます。
リプライ
自社のXアカウントから発信したポストに対し、ユーザーからコメントがつくことがあります。
このコメントを返信、または「リプライ」と言います。
Xにおいて顧客または見込み顧客とコミュニケーションを取ることでロイヤルティ向上につながるだけでなく、アルゴリズムの観点でもおすすめに表示されやすくなる効果があります。
そのため、リプライにはいいねをつけたり、自社アカウントからさらにリプライを行なうなどのアクションを取ることをおすすめします。
Grok(グロック)
Grok(グロック)はXを運営する「X Corp.」の親会社である「X.AI Corp.」が開発した生成AIチャットボットです。
Xの投稿データを学習しており、画像生成機能や投稿についての質問機能などを備えており、話題に困った時の相談相手として、または投稿の下書き案を作成する際に有効です。
Grokは日々アップデートされており、2025年に最新版の「Grok4」の提供を開始した際は、無料アカウントでも20回程度までは連続して使用することができます。
その後一時的に利用制限がかかり、一定時間が経過すると、再び使用することができます。
なお、Xプレミアムなどの有料プランを利用している場合は制限される条件が緩和されています。
コミュニティ
Xの「コミュニティ」機能は、特定のテーマについて開かれた場で情報を共有したり、議論を行なうために利用することができます。
コミュニティを作成できるのは有料プランを利用しているユーザーに限られますが、アカウントがあれば誰でも参加することができます。
コミュニティに向けた投稿であっても、全て公開され、検索などの対象となります。
消費者とのコミュニケーションを図る目的で、アース製薬など、一部の企業が活用を始めています。
Xの有料プランについて
Xのアカウントは基本的に無料で作成できますが、追加機能を利用するには有料プランへの登録が必要です。
有料プランに加入することで、表示の最適化や認証マークの取得、投稿機能の拡張などが可能になります。
Xプレミアム(個人向けプラン)
個人アカウント向けには以下の3種類のプランが用意されています。
■ベーシック(月額 344円、年額 3,444円)
ベーシックは基本的な追加機能を利用できるエントリープランとなっており、ブックマークフォルダや投稿後の編集機能などを利用することができます。
■プレミアム(月額 918円、年額 9,180円)
ベーシックで利用できる機能に加え、青い認証バッジを表示することができたり、X proやAnalyticsなど、分析機能が数多く追加されます。
■プレミアムプラス(月額 6,080円、年額 60,040円)
最上位プランで、広告が完全に非表示となるほか、Grok(生成AI機能)の最新機能を一早く利用できたり、メディアとして利用できる「記事作成機能」などを利用できます。
※2025年9月現在の日本円での価格。料金および詳細機能は為替・国により変動する場合があります。
認証済み組織(法人向けプラン)
企業・政府機関・団体などが公式アカウントとして信頼性を示すためには、「認証済み組織(Verified Organization)*1」への登録が必要です。
認証済み組織には以下の2つのプランがあります。
- ベーシック:月額30,000円+税/年額302,400円+税
- フルアクセス:月額135,000円+税/年額1,360,800円+税
フルアクセスプランでは、アカウント管理やブランド表示の機能が強化され、大規模組織に向いています。
中小企業はXプレミアムを利用できる?
中小企業で認証済み組織(法人向けプラン)の利用が難しい場合、Xプレミアムに加入することは規約上問題ありません。
Xプレミアムは本来「個人向け」に設計されたプランですが、法人が加入することを禁止する条項はなく、実際に企業や店舗が利用している事例もあります。
中小企業であれば、まずはプレミアムを利用して以下のような効果を得るのも有効です。
- 投稿の可視性アップによる集客効果
- 認証バッジの表示で最低限の信頼性確保
- 長文投稿や長尺動画による情報発信の強化
ただし、企業として「公式認証」を得たい場合や、複数アカウントを一元管理する必要がある場合は、法人向けプラン(認証済み組織)の利用が推奨されます。
認証済み組織(法人向けプラン)を利用するメリット
「認証済み組織」になると個人向けの課金プログラム(Xプレミアム)の中の最上位プランである「プレミアムプラス」と同じ効果を得ることができます。
【プレミアムプラスで提供されている主な特典】
- X広告が完全に表示されない
- リプライを行なった際により上位に表示される
- 140字を超える文字数の投稿が可能(最大25,000字)
- 投稿後の編集が可能
- 長時間の高画質動画を添付できるようになる
- アナリティクスの上位版を使用できる
- ブックマークをフォルダ分けできる
- 認証マークを非表示にできる
おすすめに表示されやすくなる
認証済み組織の「フルアクセス」に登録すると、「おすすめ」のタイムライン上に表示されやすくなる効果があります。
非課金時と比較して、インプレッション(表示回数)が約2倍になるようブースト効果があるため、より多くのユーザーに届けたい場合に有効です。
関連アカウントを設定できる
認証済み組織の「フルアクセス」に登録すると、関連アカウントとして複数のアカウントに金色の認証マークと組織のアイコンを付与することができます。
関連アカウントでも基本となる本アカウントとほぼ同様の特典を利用することができ、1社で複数のアカウントを運用する場合、2つ目以降のアカウントを関連アカウントとして登録することが想定されています。
製品毎にアカウントを分ける場合や、自社の社員がXアカウントを運用する際に自社の所属であることを明確にする目的で、企業からアカウントを付与するケースも増えそうです。
費用面に関しては、関連アカウント1つ毎に月額8,000円+税が追加で発生します。
具体例としては、サントリーの「伊右衛門」公式アカウントは認証マークの横にサントリーのロゴがあり、サントリーが公式に運用している関連アカウントであることを確認することができます。

認証マークの横にサントリーのロゴがあります。
優先サポートなどその他の特典
その他、認証済み組織となると
- 専用のサポート体制
- 2,500米ドル分の広告クレジット
- X上での人材募集機能
- Radar(投稿分析機能)が利用可能
などの特典が付きます。
企業のX活用の注意点
Xを活用してマーケティングを行なう際に注意しておきたい点は以下の3点です。
- アカウント運用ポリシーを策定する
- 炎上しない運用を心がける
- 運用にかかるコストを意識する
アカウント運用ポリシーを策定する
Xアカウントを一人で管理する場合でも、企業としてアカウント運用を行なう場合は「運用ポリシー」をまとめておきましょう。
「中の人」であるSNS担当者が変更したタイミングで運用方針が大きく変わった場合、フォロワーが違和感を感じたり、フォローを解除することもあります。
フォローバックの有無、リプライへの返信方針、投稿タイミングなど細かい運用ルールをまとめておくだけでも十分です。
炎上しない運用を心がける
企業として発信を行なう場合、Xアカウントを運用する中で思わぬ炎上をすることがないよう、日々の運用で細心の注意を払う必要があります。
特に企業公式アカウントとしての情報発信だけでなく、「中の人」を強調して運用する場合、担当者が気軽に投稿したポストが物議を醸すこともあります。
また、ユーザーからのリプライに返信を行わないなど、適切な対応を取られなかった場合も炎上やトラブルの原因となることがあります。
炎上リスク対策として、事前に投稿内容を複数人でチェックしたり、炎上回避マニュアルを作成するなど炎上リスクを防ぐために必要な対策を取りましょう。
運用にかかるコストを意識する
社内に担当者を置いてXアカウントを運用する場合、一日を通してXでタイムラインや通知を確認している状態を維持することが理想ですが、現実的ではありません。
広報とマーケティングなど、複数の業務を兼務している場合にはXの運用にかける時間がほとんど取れないケースもあります。
しかし、Xマーケティングを成功させるには、毎日複数回のポストを行なったり、同業他社のアカウント調査など、やるべき業務が多岐にわたります。
運用にかけられる時間を見積もり、社内では全ての工数を確保できないと思われる場合にはレポート作成やユーザー投稿分析、フォローバック対応など、一部の運用業務を代行会社に委託することも一つの選択肢となります。
企業がXを効果的に使うためには?

目的とターゲットを決めた上で投稿内容を検討する
Xアカウントの運用を開始する前に、目的とターゲットを設定しておくことが重要です。
企業としてXを運用する目的としては認知獲得、購入促進、採用強化などがありますが、運用を始める時点では最初に達成したい目的に絞って運用することが望ましいでしょう。
目的と合わせて、年代や性別などターゲットを設定することで、投稿内容の方向性を定めることができます。
SNSが多くの人に情報発信を行なえる特徴から、ターゲットを既存顧客向けに絞るよりも、新規顧客を獲得する方がフォロワーを獲得しやすくなります。
投稿内容を改善する
Xの運用を開始した当初はどのような投稿が拡散されるか分かりにくいことが多いと思います。
ポストを投稿する上で最低限知っておきたいポイントしては以下のものがあります。
- 1投稿に複数のメッセージは含めない(1メッセージ1ポスト)
- 箇条書きや画像を活用する
- フォローしたくなる有益な情報を発信する
- ハッシュタグを活用して類似した投稿を探しやすくする
Xはテキストだけでも投稿することが可能ですが、多くの人にポストを閲覧してもらうためには画像や動画を含めることが非常に効果的です。
なお、現在の仕様ではURLを挿入するとOGP画像(サムネイルのような画像)が追加されるため、URLを挿入すると画像が不要になることもあります。
投稿後にユーザーの反応を分析する
投稿後、反応を分析する上ではフォロワーの増減以外にもさまざまな分析を行なう必要があります。
表示回数、リポスト、いいねの数値はX上で全ユーザーに公開されていますが、各投稿からのプロフィールへの遷移数や投稿毎に獲得した新しいフォロワーの数は外部の調査ツールを利用するか、X公式のアナリティクス機能で確認可能です。
現在アナリティクス機能を利用するためには、Xプレミアム以上の有料会員登録が必要となります。
プロフィールへの遷移はポストに興味を持ったユーザーがフォローの前に行なうアクションであるため、リポストやいいねと同様、非常に重要な数値となります。
アナリティクス機能では、リポストやいいねなどのエンゲージメント面以外にも、画像や動画の視聴時間、よく見られている曜日や時間帯などの分析が可能です。
定期的に振り返りミーティングを実施する
複数人で運用している場合や、運用代行を委託している場合は月一回以上のペースで振り返りミーティングを行ないましょう。
個別の投稿に関する反応以外にも、表示回数やフォロワー数などのKPI管理、投稿全体の方向性の見直し、最新の成功事例共有などが主要な議題となります。
運用代行を委託している場合はレポート作成だけでなく、コンサルティングや投稿内容を企画提案などを行なっている企業もあります。
予算に余裕があれば「認証済み組織」の申請を検討する
将来的にXへの広告出稿の予定がある場合や、予算に余裕がある場合は「認証済み組織」を利用することを検討してみてはいかがでしょうか。
認証済み組織の「フルアクセス」プランは月額135,000円+税と高額であるため、現在は大手企業を中心に利用されているようです。
月額30,000円+税の「ベーシック」プランは企業の公式アカウントしか付与できない金色の認証マークが付与されることで信頼できる企業アカウントと認知されたり、長文の投稿や高画質の動画を添付できるなどのメリットがあります。
まとめ
Xマーケティングを始める際は目的とターゲットを設定して事前に投稿の方向性を定めておくことが重要です。
Xアカウントを運用する上でまず目標となるのは「フォロワー数の増加」と「表示回数の増加」の2点になります。
フォロワーを増やすためには表示回数を増やすことが近道であり、表示回数を増やすためにはXのアルゴリズムに沿った投稿を増やすことが重要です。
現在のXのアルゴリズムにおいては有料プランである「Xプレミアム」や「認証済み組織」に登録することや、ユーザーとコミュニケーションを活性化させることで「おすすめ」タイムラインに表示されやすくなります。
また、「おすすめ」タイムラインに表示される以外にも、ハッシュタグを活用したり、画像や動画を追加してポストすることでユーザーからのリアクションを得やすくなり、おすすめに表示される可能性が高くなります。
投稿内容に悩む場合や日々の運用工数が足りなくてお困りの場合は一部の業務を運用代行会社に委託する選択肢もあります。
ディレクターバンクではXをはじめとしたSNS運用について、詳しいマーケティング人材が数多く在籍しております。
これからXマーケティングを始めたい方や運用工数にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
InstagramやXなどのSNS運用を経験豊富なディレクターが代行
ディレクターバンク(株)のSNS運用代行は、Instagram、X、LINE、Facebookなど、企業のSNSアカウントの企画、運用業務を、経験豊富なディレクターが代行。御社のファン作り、潜在顧客へのリーチを拡大させます。