こんな課題をお持ちのWebマーケティング担当者向けの記事です
ランディングページ(LP)を制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。
- LP制作で参考になるLPサイト(LPデザインのギャラリーサイト)を探している
- LP制作でいい発注先を探している
- LPデザインの最近の流行りを勉強したい
このような課題をお持ちの方に、この記事ではLPを作る際に構成で気をつけるべきポイントと、国内および海外のおすすめのLPギャラリーサイトを紹介します。
LPを作成するメリットや効果、作り方についてはこちらの記事も併せてご覧ください。
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ランディングページ(LP)とは?LPの効果、作り方と制作会社の選定ポイント紹介
LPを制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 自社のLPを新規に作ることになったが、あまりLPの企画や制作 ...
目次
LP制作においてギャラリーサイトを利用するメリット
トレンドを効率よく把握できる
LPのデザインや訴求方法は、時代や業界ごとに大きく変化します。
ギャラリーサイトを活用すれば、 最新のデザイン事例をまとめて確認できるため、効率的にトレンドを把握可能です。
単におしゃれな見た目を真似るだけでなく、 配色、レイアウト、ファーストビューの構成など、今のユーザーに刺さりやすい要素を学べます。
これにより、時代遅れのデザインを避け、成果につながりやすいLP制作が可能になります。
業種・目的別のデザイン事例を探せる
ギャラリーサイトは業種や目的、デザインのテイストなどで検索できるものが多く、自社の商材に近い事例を効率的に探せます。
たとえば「美容」「人材」「BtoBサービス」など、 同じジャンルの事例を比較すれば、自社に適した構成や訴求ポイントが見えてきます。
目的に合った参考デザインを事前に確認することで、制作の方向性をスムーズに決定できるのも大きなメリットです。
制作会社やデザイナーへの依頼時に役立つ
外部の制作会社やデザイナーにLP制作を依頼する際、イメージを言葉だけで伝えるのは難しい場合があります。
ギャラリーサイトで見つけた事例を提示すれば、 希望の方向性を具体的に共有でき、コミュニケーションの齟齬を減らせます。
また「このファーストビューの雰囲気が良い」「このCTAボタンの配置を参考にしたい」といった具体的な要望も伝えやすくなるため、効率的に高品質なLP制作につながります。
日本国内のLPサイト(LPギャラリーサイト)9選
SANKOU!

「SANKOU!」は国内のステキなWebサイトを集めるサイトをコンセプトとしており、LP以外にも様々なWebデザインの事例が4,000件以上集められたギャラリーサイトです。
このWebサイトでは、制作会社が判明している場合には制作に関わった企業や個人もクレジットされており、似たようなWebサイトを作りたい企業が直接Web制作会社に問い合わせができるようになっています。
また、今回紹介する国内のギャラリーサイトの中では更新頻度が高いため、最新事例を知りたい方にもおすすめです。
LPアーカイブ

「LPアーカイブ」はLP制作などを展開する株式会社Ryuki Designが運営するWebサイトです。
43,000件以上のLPが掲載されており、業種やカラーによる絞り込み機能のほか、「かわいい」「和風」「高級」などの強調したいイメージで検索することも可能です。
ページ毎の詳細情報として、キャッチコピーや掲載者によるデザインの解説なども読むことができます。
WebDesignClip

「WebDesignClip」は日本国内以外にも世界中の事例やスマートフォンに特化したLPなど5,000件以上のWebサイトを紹介しているギャラリーサイトです。
業種、カラーによる絞り込み機能のほか、キーワード検索機能で「クリニック」など業種などで事例を絞り込むことができます。
さらに、近年増加しているスマートフォンに対応したLPに絞って事例を確認することも可能です。
ランディングページ集めました。

「ランディングページ集めました。」は国内で制作された多くのLPを掲載しているギャラリーサイトです。
葬儀やレーシックなど、ニッチなサービスのLPについても掲載されており、幅広い業種のLPを確認することができます。
また、姉妹サイトとして「採用サイト集めました。」があります。
LP advance

「LP advance」は2,200点以上のLPが掲載されているWebサイトです。
掲載基準はWebサイト管理人の独断ということですが、メインビジュアル(人物の有無、動物がいるなど)やレスポンシブなどの機能面からも絞り込むことができ、様々な絞り込み機能に特徴があります。
会員登録をせずにお気に入り機能を使うことができ、キャッチコピーなどのテキスト検索にも対応しています。
Web Design Garden

「Web Design Garden」はほぼ毎日Webデザインの参考事例が追加されているWebデザインギャラリーサイトです。
「コーポレートサイト」「採用サイト」などのサイト種別で「ランディングページ」を選択するとLPの事例を見ることができます。
2025年に掲載されたLPの事例だけでも30件を超えているため、最新のWebデザインが気になる方におすすめします。
I/O 3000

「I/O 3000」はWebデザインに関わる人々に向けて国内外のWebサイトを多数紹介しています。
ランディングページの事例(single pageタグが付与されたもの)に限ると20件程度ですが、デザイン性の高いサイトが厳選されています。
2025年は毎月1件のペースでランディングページに関する事例が追加されています。
LP幹事

「LP幹事」はWeb制作会社のマッチングサイト「Web幹事」などを提供している株式会社ユーティルが提供しているLP制作に特化したサイトです。
こちらのWebサイトでは2,500件を超える事例の中から、業界、カラー、イメージを「AND検索」で絞り込んで、イメージに合った参考事例を見つけることができます。
また、各事例の詳細ページでは、スマホ版との切り替えや、キャッチコピーなどを確認することができます。
RESPONSIVE WEB DESIGN JP

「RESPONSIVE WEB DESIGN JP」は個人が運営する国内のレスポンシブWebデザインを集めたギャラリーサイトです。
管理人は企業でデザインに関する部門に属しており、その知見を活かしてさまざまな企業のレスポンシブ対応Webサイトを紹介しています。
最新のレスポンシブWebデザインに興味がある方におすすめです。
→「RESPONSIVE WEB DESIGN JP」はこちら
海外のLPサイト(LPギャラリーサイト)3選
ランディングページの海外事例を知りたい場合は海外で運営されているギャラリーサイトを参考にすることも可能です。
より斬新なデザインで差別化したい企業や、海外向けビジネスでLP制作を行いたい方は確認してみるとよいでしょう。
Landbook

「Landbook」は海外のLPを集めたギャラリーサイトとして最も広く知られているWebサイトのひとつです。
ランディングページ以外のWebサイトも掲載されていますが、「landings」を選択すると、簡単にランディングページの事例に絞り込むことができます。
ランディングページに限定しても、毎日複数の事例が掲載されているため、直近の事例を数多く閲覧することができます。
また、無料会員登録を行なうことで、「お気に入り機能」などを利用することができます。
One Page Love

「One Page Love」はランディングページに特化した海外のギャラリーサイトです。
ギャラリーサイトとしての機能としては、「WordPress」「Wix」など、CMSごとに絞り込むことが可能で、特定のCMSで作られた事例を知りたい場合に非常に便利なサイトです。
ページの詳細情報として、使用されているフォントやどのような機能が使用されているかなども確認することが可能です。
ギャラリーとしての機能以外にもテンプレート販売なども行なっており、WordPressのLP用テーマは平均60ドル前後で販売されています。
OnePageMania

「OnePageMania」もランディングページに特化した海外のギャラリーサイトですが、このサイトの特徴はサイト会員の「お気に入り」数に基づいた人気LPトップ10を確認することができる点です。
詳細情報では機能や使われているCMSなどがタグ形式でまとまっており、クリックすることで、その機能やCMSを使っているLPを絞り込むことが可能です。
LP制作時のポイント
ファーストビューで価値を伝える
ユーザーはページを開いた瞬間に「自分に関係があるかどうか」を判断します。
そのため、ファーストビューで強みやメリットをわかりやすく伝えることが不可欠です。
過度に装飾的なデザインよりも、 訴求内容が一目で理解できる構成を意識しましょう。
キャッチコピーと主要なビジュアルをシンプルに配置するだけでも効果的です。
信頼性を補強する要素を盛り込む
LPを訪問したユーザーがLPの内容に共感して行動を起こすためには「安心感」が必要です。
導入実績や顧客の声、認証マークなどを適切に配置することで、信頼性を高められます。
特にBtoB領域では、事例紹介やデータによる裏付けを提示することが、意思決定者に安心材料を与える重要な要素となります。
CTA(行動喚起)の配置と一貫性
LPは最終的に「ユーザーに行動してもらう」ことが目的です。
そのため、CTA(申し込み・問い合わせ・資料請求ボタンなど)の配置が重要になります。
ページ下部だけでなく、各セクションごとに自然な流れで設置し、デザインや文言も統一して一貫性を持たせると効果的です。
迷わせず、スムーズに行動できる導線設計が成果を左右します。
厳選LPギャラリーサイト12選のまとめ
ランディングページを制作する際は目的がコンバージョン獲得であることを意識してデザイン・構成にするかを検討することが重要です。
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LPの構成で参考になるノウハウ記事8選・2023年7月版
マーケティング担当者が初めてランディングページ(LP)を作成する場合、 どんなコンテンツを掲載すればいい? どのような順番でコンテンツを配置すればいい? など、LPの構成についてわからないことが多いの ...
その際ファーストビューやメインとなる色、フォントなど、ターゲットユーザーの年代や心理を研究し、最適なコンテンツがどのようなコンテンツかを検討しますが、同業他社のLPや、最新のWebデザインを調査することで、トレンドを取り入れたり、より質の高いコンテンツを作成することができます。
そのため、LPの構成を検討する際や改善のヒントを探している方は、定期的にギャラリーサイトで参考になる事例を探してみることをおすすめします。
ギャラリーサイトでは業種やキーとなる色など、様々な特徴から事例を絞り込んで検索したり、気になるサンプルをお気に入り登録したりすることができます。
また、海外のトレンドを知りたい方や国内で最適な事例が見つからない場合は、海外のギャラリーサイトも参考にしてみましょう。
ディレクターバンクではLPの企画・制作からその後の運用改善まで、様々なLP制作のお手伝いを行なっています。
包括的な制作代行も承っておりますので、LP制作でお困りの方は是非一度お問い合わせください。
Webマーケティング視点で成果を出すためのLPを制作します
ディレクターバンク(株)のLP制作では、現状課題をヒアリングさせていただいた上で、LPのコンテンツ企画・制作から、公開後の広告運用、LP修正対応まで、LPで成果を出すための必要なサポートをワンストップで提供させていただきます。