LPデザイン&コーディングの最新相場調査:2018年11月版

投稿日:2018年11月7日 更新日:

(2018年4月版のレポートに追加調査を行い、更新したものです)

Web広告の着地点となるLP(ランディングページ)は、コンバージョンに直結する重要な存在です。LP制作のツールも登場し、内製化することも可能ですが、実際には専門の制作会社へ依頼するケースの方が多いかもしれません。ただ、限られた予算のため、企業WEB担当者がキャッチコピーも含めた構成案(ワイヤーフレーム)までを制作してから外注するというケースも見受けられます。そこで本記事では、構成案を社内で作成し、LPのデザインとコーディングだけ頼みたいというケースを想定してその制作相場を調査しました。

LP(ランディングページ)制作会社選定のポイント

構成案(ワイヤーフレーム)を社内で作成した上でLP制作を外注する場合、次のようなポイントを踏まえて制作会社を選びましょう。

1、似た業界やサービスのLP制作経験がある

LPの目的を大きく分けると、次のようなものがあります。

  • B to C商材販売
  • B to B商材販売
  • サービス販売
  • 会員申込
  • 資料請求

これに加えて、同じB to C商材でも、「コスメ」「健康食品」「食品」など、商材によって、ファーストビュー、コンテンツ構造、使用画像など、効果の出るLPデザインに違いが出ます。

LPは、1枚の縦長レイアウトページに情報を盛り込み、ページ遷移を少なくしてコンバージョンを重視しています。その分、ユーザーのニーズにマッチしていないLPは、すぐに離脱され直帰率が高くなります。

そのため、似た業界やサービスのLP制作実績があるかは、重要なポイントになります。

2、構成案(ワイヤーフレーム)やキャッチコピーの修正提案ができる

LP制作のノウハウは、広告運用やSEO対策などとはまた違います。そのため、WEB担当者が作った構成案通りにデザインしたからといって、成果が出るとは限りません。制作会社に依頼するのであれば、実績やノウハウに基づいて、WEB担当者が作成した構成案をチェックし、修正提案をしてくれる会社がおすすめです。

3、なぜその価格で提供できるのか

限られた予算でLP制作を行うとなると、安さ重視で制作会社を選んでしまいがちです。しかし、価格が安い理由として次のような条件が付いてくる場合がありますので、よく制作会社に確認してみましょう。

  • コンテンツやデザインに制限がある
  • 納品後の修正対応は受け付けない
  • 制作期間によって料金が変動する
  • リスティングとセットになっている

LPデザイン&コーディングの最新相場調査

1.ランディング制作.JP(株式会社Ryuki Design)

LP制作に特化した会社。数千ページのLP制作実績があり、大手企業のLP制作も多数手掛ける。リーズナブルな価格でハイクオリティなデザインが特徴。

特長

  • デザイン・コーディングのみの依頼可能
  • ワイヤーフレームのサポートあり(レイアウトや、コンテンツアイデア案)
  • スイーツ、美容、健康食品、サービス商材、オリジナル商材の実績多数

「デザイン、ディレクションなどすべて内製化で行っており、外注はしていません。低価格でありながら高いクオリティが強みです」(株式会社Ryuki Design 緒方氏)

価格、導入イメージ

中心価格帯:14万円~15万円

※中心価格帯は、次の内容依頼ケースに基づき算出

  • デザイン・コーディングのみ依頼
  • 5000ピクセルのLPの場合
  • 制作期間による価格変動なし

「ページの長さによって価格が変動します。ページの長さは商材によって変わります」。(株式会社Ryuki Design 緒方氏)

→ 詳しくはこちら(ランディング制作.JPのサイトへ)

2.株式会社ウォルトメディア

健康食品、化粧品のEC定期(単品)通販のサポートに特化した会社。スタートアップ~売上10億円前後の規模を中心に、LP制作だけでなくリサーチ、商品開発、クリエイティブ、プロモーションなど幅広くサポートしている。

特長

  • デザイン・コーディングのみの依頼可
  • ワイヤーフレームのサポートはテキストの薬事法チェックなど
  • ネット通販の中でも健康食品
  • 化粧品の定期通販に特化

「弊社ではLP制作だけでなくコンサルティングも提供しています。他社にない点としては、健康食品の原料調達など商品設計からご依頼いただくことが可能です」(株式会社ウォルトメディア 小川氏)

価格、導入イメージ

中心価格帯:60万円

※中心価格帯は、次の内容依頼ケースに基づき算出

  • デザイン・コーディングのみ依頼
  • 5000ピクセルのLPの場合
  • 制作期間による価格変動なし

「弊社では1万ピクセルのLPがメインとなっており、5000ピクセルでも1万ピクセルでも価格は変わりません。クライアント様からの修正依頼に対応した際、最初に修正依頼を頂いた箇所以外に追加で修正箇所が発生した場合に、料金が変動します」(株式会社ウォルトメディア 小川氏)

→ 詳しくはこちら(株式会社ウォルトメディアのサイトへ)

3.株式会社ジオコード

LP制作だけでなく、コーポレートサイトやECサイト、CMS構築などWEBサイトに関する制作全般を行う。LP制作に関しては、ただデザインするだけでなく、リスティング広告との関係性を検証した上で行っているのが特徴。

特長

  • デザイン・コーディングのみの依頼可
  • ワイヤーフレームから制作する場合がほとんど
  • 最近はB to B商材のLP制作が増えている

「基本的に、LP制作のジャンルはB to C商材も含め多岐に渡ります。弊社はリスティング代行も行っているので、合わせてご利用いただくケースも多いです」(株式会社ジオコード 富安氏)

価格、導入イメージ

中心価格帯:50万円

※中心価格帯は、次の内容依頼ケースに基づき算出

  • デザイン・コーディングのみ依頼
  • 5000ピクセルのLPの場合
  • 制作期間による価格変動なし

「ワイヤーフレームは基本的に弊社側で作成することが多くなっています。クライアント様に作成いただいても対応できますが、どちらも料金は変わりません」(株式会社ジオコード 富安氏)

→ 詳しくはこちら(ジオコードのサイトへ)

4.株式会社シード

LP制作だけでなく、WEBサイト制作全般、広告代行、SEO対策など幅広い事業を展開。LP制作についても「売れるデザイン」にこだわって制作を行っている。

特長

・デザイン・コーディングのみの依頼可 ・ワイヤーフレームから制作する場合がほとんど ・特に美容・健康商材のLP制作が多い 「基本的にLP制作のジャンルは多岐に渡りますが、CVを高めるということを重視しています」。(株式会社シード 担当者)

価格、導入イメージ

中心価格帯:30万円

※中心価格帯は、次の内容依頼ケースに基づき算出

・デザイン・コーディングのみ依頼 ・5000ピクセルのLPの場合 ・制作期間による価格変動なし 「LPのコンテンツに何を入れるかによって価格は変動します。WFは基本的には弊社側で作成することがほとんどです」(株式会社シード 担当者)

→ 詳しくはこちら(シードのサイトへ)

5. ZERO式ランディングページ制作(株式会社ZERO)

5.zero

Web制作を中心に、SEO対策・記事作成代行・広告運用代行など、Webマーケティング業務を幅広く展開している。Web制作では、特にランディングページ制作を得意としおり、延べ300件以上の実績がある。

特長

  • デザインコーディングのみの依頼可能
  • マーケティングから企画構成、セールスコピー、デザインコーディング、広告運用、SEO施策まで一気通貫で対応可能

「LP制作はデザインコーディングをいくら綺麗に作ってもCVに結びつきません。CVを出すために重要なことは、マーケティング、企画構成、セールスコピーの要素がとても重要になってくるため、弊社ではそこをしっかりやらせていただきます。その上で、打ち出すポイントを明確にした上で、デザインをするというイメージとなります」。(株式会社ゼロ 担当者)

利用者の特徴

  • 化粧品や健康商品の通販系、不動産系が多い
  • 通販系や不動産の場合、10000ピクセル以上の長いケースが多い
  • その他、金融系や接骨院、車屋さんなど、様々な業界の利用あり

価格、導入イメージ

中心価格帯:40万円~60万円前後

※中心価格帯は5,000ピクセルのLPを想定、次のように依頼内容により異なる

  • デザインコーディングのみ:30~40万円
  • 企画構成・デザインコーディング:40〜50万円
  • セールスコピー・企画構成・デザインコーディング:50〜80万円
  • セールスコピー・企画構成・デザインコーディング・漫画制作:70〜100万円

「LPの活用方法は、次の3点が主です。

1.リスティング広告からLPへの誘導
2.SNS系の記事広告からLPへの誘導
3.オウンドメディアからLPへの誘導

特に2、3については弊社でも執筆を行なっているため、記事〜LP〜CVまでのストーリ作りがしやすいと考えております」。
(株式会社ゼロ 担当者)

→ 詳しくはこちら(ZEROのサイトへ)

6.戦略型ランディングページ制作(株式会社ラヴィゴット)

「ベストなWebソリューションでクライアントを元気にする」をモットーとして掲げるWebコンサルティング会社。過去1,000社以上のWeb診断・分析を手がけたノウハウや蓄積データを活用し、Web制作や広告運用なども手掛けている。

特長

  • デザインコーディングのみの依頼可能
  • リスティング広告・SNS広告の運用代行にも対応
  • デザインクオリティが高い

「弊社はただの制作会社ではなく、広告代理店として集客面も得意としております。LPは必ず何かしらの集客施策が必要になってきます。その集客施策に合わせて最適なLPを御提案し制作しております。また、デザインのクオリティにも自信があり、過去に制作したお客様からリピートで違うLPやホームページ制作のご依頼を頂くことが多いです」。(株式会社ラヴィゴット 担当者)

利用者の特徴

  • 業種・業態・規模感はさまざま
  • CV率改善のためのLPリニューアル依頼が多い
  • CV数・CV率の上昇事例多数

「事例として紹介できるのが、『サニクリーン様のディスティオ』のLP制作+動画です。企画構成から提案しております。LPに世界観が詰め込まれていて、動画を入れて興味がわく構成にしております」。(株式会社ラヴィゴット 担当者)

価格、導入イメージ

中心価格帯:217,000円(税抜)

  • レスポンシブ対応

※中心価格帯は、次の内容依頼ケースに基づき算出

  • デザイン・コーディングのみ依頼
  • 5000ピクセルのLPの場合

→ 詳しくはこちら(ラヴィゴットのサイトへ)

編集部のまとめ

今回の調査概要

  1. 調査母数(問い合わせした企業数):12社
  2. 有効回答数(調査にご協力いただいた企業数):6社
  3. LPデザイン&コーディングの中心的価格帯は次の通りとなりました。
    14万円~60万円

価格幅がありますが、制作費が高い会社の場合、LP制作以外にも、WEBサイト制作全般、広告運用代行などマーケティング支援を行っていることが多く、セットで利用することで制作自体の価格を抑えられる場合もあるようです。 価格が安い会社の場合、LP制作に特化して、費用を抑えながらデザイン性の高いLP制作を実現しています。

LP制作会社を選ぶポイントとしては、制作後のLPをどのように活用するかも、制作会社を選ぶ際に考えておくと良いでしょう。

調査実施概要

  • 期間(初回):2018年3月23日〜2018年3月29日
  • 期間(更新):2018年10月22日〜2018年10月31日
  • 調査方法:インターネット調査及び電話・メール取材にて実施

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