こんな課題をお持ちのWebマーケティング担当者向けの記事です
ランディングページ(LP)を制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。
- LP作成の際はどのような順番でコンテンツを配置すればよいか知りたい
- 各構成要素の中でどんなコンテンツを掲載すればいいか知りたい
今回はファーストビューやCTAなど、構成する上で気をつけたいポイントなどを解説し、参考となるノウハウ記事を10個ご紹介します。
LPを作るメリットや自社作成時のおすすめツールなど、LP作成に関する全体像を知りたい場合はこちらの記事もご覧ください。
-
-
ランディングページ(LP)とは?LPの効果、作り方と制作会社の選定ポイント紹介
LPを制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 自社のLPを新規に作ることになったが、あまりLPの企画や制作 ...
目次
- 成果をあげるためのLPの基本構成とコツ
- LPの構成で参考になるノウハウ記事10選
- ランディングページは4種類?目的ごとに抑えておきたいポイントとは
- 【初心者必見!】「なんとなく」でLPを作るのは卒業!市場調査と分析を基にした獲得LPの作り方
- 【現役WEBディレクターが教える】失敗しないランディングページ制作のススメ
- LPのファーストビューは超重要!売上アップのポイントと参考事例
- ランディングページの作成をお考えの方必見!CTAをご説明します!
- LPのCV率を向上させたいなら「AIDMAの法則」を意識しましょう
- ランディングページ(LP)を作成する際に役立つAIDCASの法則とは
- セールスライティングとは?利用シーンや書き方のコツ、代表的な型まで詳しく解説!
- ランディングページの反応率を上げる入力フォームの作り方と気を付けるべきポイント
- Copilot画像生成は著作権侵害のリスクあり?企業が知るべき法的保護と対策法
- Web担ガイドのおすすめ記事
- まとめ
成果をあげるためのLPの基本構成とコツ
ファーストビュー
ファーストビューは、ユーザーがページにアクセスしたときにスクロールせずに最初に見える領域全体のことを指します。この部分でユーザーの注意を引き、関心を持たせることがLPの成功に不可欠です。
また、誘導元となる広告などの訴求メッセージと整合性がとれているかという点にも注意が必要です。
▪️キャッチコピー&アイキャッチ画像
キャッチコピーは訴求したいポイントを簡潔に目立つテキストで表示します。
また、
商品・サービスのイメージなどを大きな画像や動画を使用するとユーザーの関心を集めることが可能です。
▪️CTA(アクション喚起)ボタン
CTAは「Call to Action」の略称で、購入、申し込みなどのコンバージョンを生み出すリンクなどのボタンです。
多くの場合、CTAボタンをファーストビューの中に含めることは、キャッチコピーの近くに誘導ボタンが存在するため、効果があります。
CTAボタンを複数箇所に設置する場合は、どの位置のボタンがクリックされたかを計測できるようにGoogle Analyticsなどで設定を行なうことをおすすめします。
ただし、CTAボタンの数を増やしすぎると印象が悪くなる逆効果になってしまうことがあるため、注意が必要です。
ボディ
ファーストビューの下にはメインコンテンツとして主に以下の要素を追加します。
LPにおける「ボディ」とは、ファーストビューの直下からクロージングまでの間に位置するメインコンテンツエリアのことです。
▪️メリット説明
自社の商品・サービスを利用することで得られるメリットを説明します。
他社の商品・サービスと比較することは避ける場合が多いですが、比較する場合には「A社」など社名を隠して比較します。
▪️商品やサービスの情報
商品・サービスに関する詳しい内容を紹介します。
現在はテキストだけではなく、料金プランを表形式で見やすくしたり、サービス紹介動画をYouTubeで公開し、その動画をLPで埋め込んで表示させるなど、様々な表現が可能です。
▪️メディア掲載実績・体験談など
自社の商品・サービスが新聞、メディアなどに取り上げられた場合の掲載実績や、導入時今日で掲載の許諾がある企業の利用実績、お客様の声などを掲載します。
クロージング
クロージングはLPの最後に追加する項目で、ボディのコンテンツが終わり、ページ下部に位置する最終的な行動喚起エリアです。
ユーザーはボディを読み終え、「この商品・サービスは良さそうだ」と納得している状態ですが、まだ「行動する」という一歩を踏み出していない可能性があります。
クロージングの役割は、この最後の迷いを払拭し、確実にコンバージョン(CV)へと誘導することです。
以下のようなコンテンツを配置します。
▪️よくある質問
ボディ(本文)で説明できなかった内容や強調しておきたい内容をよくある質問(FAQ)としてまとめることができます。
▪️購入方法
購入までに別ページへの遷移が必要になる場合や事前に案内すべき内容がある場合は購入方法について最後に改めて記載します。
商品の購入ページへのリンクを追加したり、決済手段や課金タイミングなどについて図を用いて説明すると、ユーザーの不安が解消されます。
▪️入力フォーム
LPの中に問い合わせや資料請求に関する入力フォームを用意することで、ページ遷移を行なわずにユーザーのアクションを完了させることが可能なため、必要な場合はLPの最後に入力フォームを設置することが有効です。
LPの構成で参考になるノウハウ記事10選
ランディングページは4種類?目的ごとに抑えておきたいポイントとは

この記事ではランディングページを以下の4つに分類しています。
- 新商品や既存商品の販売を目的としたページ
- BtoB取引を目的としたページ
- 問い合わせ件数向上を目的としたページ
- 集客を目的としたページ
それぞれのポイントを解説した上で、商品販売の場合は顧客の不安を払拭する情報を掲載する、資料請求や問い合わせに関しては無料であることを大きく訴求する、などそれぞれのタイプにおける目的別に抑えておきたいポイントが書かれています。
【初心者必見!】「なんとなく」でLPを作るのは卒業!市場調査と分析を基にした獲得LPの作り方

DIGIFULが定義する獲得LP(顕在層を最短距離でコンバージョン獲得に導くLP)の作り方を解説する記事です。
SNSなどのインターネットにおける口コミやユーザーへのヒアリングをベースに競合他社が作成しているLPを分析し、構成案を作成します。
競合他社のLPを分析することは初心者にとって参考になる点を発見しやすいため時間がかかることもありますが、実施することをおすすめします。
【現役WEBディレクターが教える】失敗しないランディングページ制作のススメ

ランディングページ制作を外部企業に委託する場合、ページデザイン案を作成するのは制作会社側であるケースが多く、制作会社側のスキル次第で成否を大きく左右することとなります。
しかし、発注側の企業が制作会社との制作過程の話し合うことで成功確率を高めることができるため、LP制作を発注する場合でも知っておきたい、LP作成におけるポイントを解説した記事です。
LPのファーストビューは超重要!売上アップのポイントと参考事例

ユーザーがWebページを訪れた際に、そのページが自分にとって閲覧する価値があるページか否かを3秒以内に判断すると言われており、ページで一番最初に目に触れるファーストビュー(メインビジュアル)はLPの成果を上げるために重要です。
この記事ではファーストビューを制作する上でどのような点に注意すべきか、既存のLPで起こりがちなミスが起きていないかを確認できるポイントなどを解説しています。
ランディングページの作成をお考えの方必見!CTAをご説明します!

ランディングページにおいてコンバージョン獲得に直結する「CTAボタン」は非常に重要です。
この記事ではCTAの設置場所や分析方法、ボタンデザインの注意点などを詳しく解説しています。
また、Amazonなどの海外事例から見るポイントや、成果が思うように出ていない場合のCTAボタンの改善ポイントもまとめられています。
LPのCV率を向上させたいなら「AIDMAの法則」を意識しましょう

ランディングページの構成を考える上で古くから「法則」と呼ばれるものがあり、その一つがマーケティング業界で広く知られている「AIDMAの法則」です。
A・・・Attention(注意喚起)
I・・・Interst(興味・関心)
D・・・Desire(欲求)
M・・・Memory(記憶)
A・・・Action(行動)
の頭文字で、この順番でLPを構成すると訪問したユーザーの心理状態に沿った順序でコンテンツを配置することができます。
ランディングページ(LP)を作成する際に役立つAIDCASの法則とは

LPの構成を検討する際、ユーザーの購買に至る流れをまとめた「AIDMAの法則」以外にも様々な法則が存在します。
この記事で紹介されている「AIDCAS(アイドカス)の法則」もその一つで、「Memory(記憶)」の部分が「Conviction(確信)」に変わり、最後に「Satisfaction(満足)」が追加されています。
このように様々な法則があるため、LPを作成する際には競合他社のLPを分析する中で、どの法則を利用しているかなどを考察することも自社のLPを改善するときのヒントになります。
セールスライティングとは?利用シーンや書き方のコツ、代表的な型まで詳しく解説!

商品・サービスのキャッチコピーやメリットをアピールする際に使用するテキストは、販売効果を高めるために利用されている「セールスライティング」というライティング手法を学ぶことでより効果的になります。
こちらの記事ではセールスライティングの基礎知識や基本を学べるほか、すぐに活用できる代表的な型を紹介しています。
ランディングページの反応率を上げる入力フォームの作り方と気を付けるべきポイント

LPを訪問したユーザーが、購入や申し込みに至るまでの最後の関門である入力フォームでストレスを感じた場合、獲得した見込み客が離脱してしまう可能性があります。
また、コンバージョン率などで思うように成果が出ない場合、入力フォームを最適化することで改善することがあります。
この記事では以下のような具体的な入力フォームの最適化手段について解説されています。
- LPから別ページに遷移させる形式ではなく、LP内にフォームを設置する
- 入力項目は「名前」「メールアドレス」など必要最低限に絞る
- 誤った形式で入力されている場合は、送信後ではなくリアルタイムにエラーを表示させる
- 郵便番号を入力すると住所が自動入力されるなど、入力アシスト機能を活用する
これらのポイントを押さえた入力フォーム最適化(EFO)を行なうことで、ランディングページのCV率向上に繋げることができます。
Copilot画像生成は著作権侵害のリスクあり?企業が知るべき法的保護と対策法

近年、ChatGPTやCopilotなどの生成AIを活用して画像を作成する機会が増えていますが、LPを作成する際は著作権リスクに注意が必要です。
具体的にはAIが生成画像が既存作品と類似する可能性や、権利帰属の曖昧さがリスクとなります。
リスクを回避するため、無料版の利用は避け、有料版を利用し、規約などの適用条件を守れば、万一の訴訟時に法的な保護を受けることができます。
また、必ず社内ガイドラインを策定し、生成した画像が既存の著作物に似ていないか類似性チェックを行なうことも重要です。
Web担ガイドのおすすめ記事
LPOとは?具体的な進め方解説&おすすめLPOツール10選!
ランディングページ(LP)は作成後のメンテナンスや改善を行なうことで継続的な成果(コンバージョン)が期待できますが、ユーザーをLPに集客しても長期間メンテナンスを怠っていると効果が下がってしまいます。
LP作成後に「もっと成果が出るように改善したい」「作成した後時間が経つにつれて効果が落ちてきた」などのお悩みを解決するのが「LPO(=ランディングページ最適化)ツール」です。
-
-
LPOとは?具体的な進め方解説&おすすめLPOツール10選!:2023年11月版
ランディングページ(LP)を制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 このような課題をお持ちの方に、この記事 ...
Danganページビルダーを使った感想【結論】初心者でも綺麗なLPが作りたい人にオススメ!
WordPressでLP(ランディングページ)を作成する場合、
- LP専用テーマを使用する
- LP作成用プラグインを使用する
- テーマに内蔵されているLP作成機能を使用する
の3つの手法がありますが、LP作成機能がない(あるいは不十分な)テーマを使用している場合はLP作成用プラグインを検討する方が多いのではないでしょうか。
この記事ではLP作成用プラグインの中でもレビューしてほしいという要望が多い「Danganページビルダー」について使った感想をまとめています。
-
-
Danganページビルダーを使った感想【結論】初心者でも綺麗なLPが作りたい人にオススメ!
WordPressでLP(ランディングページ)を作成する場合、 LP専用テーマを使用する LP作成用プラグインを使用する テーマに内蔵されているLP作成機能を使用する の3つの手法がありますが、LP作 ...
LPに強い制作会社10選!失敗しないための外注時のポイントとは?
LP完成後、LPOツールを使って自社内で分析・改善する時間がない場合や、LP作成のノウハウがある企業からアドバイスを受けたい場合は、LP改善が得意なLP制作会社に相談することができます。
こちらの記事では、中小企業や個人店舗などでLPを改善する時間があまり取れない担当者や、LPを制作したWeb制作会社からサポートを受けられなくなった担当者に向けて、LP改善が得意な制作会社をご紹介しています。
-
-
LPに強い制作会社10選!失敗しないための外注時のポイントとは?
LPを制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 LP制作でいい発注先を探している LPの企画や制作の経験がな ...
LPデザインの参考になるおすすめギャラリーサイト12選!
LPをはじめとしたWebページのデザインには流行があり、新しい技術を活用したデザインや、配色やレイアウトに関するトレンドが移り変わっています。
今のユーザーに刺さりやすい要素を学ぶ手段として、LPに関する「ギャラリーサイト」を確認することが有効です。
ギャラリーサイトを見るメリットとしては、さらに同業種の企業が作成しているLPを探しやすい、制作会社やデザイナーにイメージを伝えやすいなどもあげられます。
この記事では国内外のギャラリーサイトとその特徴をまとめています。
-
-
LPデザインの参考になるおすすめギャラリーサイト12選!:2025年9月版
ランディングページ(LP)を制作することを検討している、または思うようにLPの効果が出ずに悩んでいるWebマーケティング担当者の以下の課題にお答えする記事です。 LP制作で参考になるLPサイト(LPデ ...
まとめ
LPの特徴は様々な情報を1ページにまとめてユーザーの離脱を防ぎ、目的であるコンバージョン(購入や申込など)の数を増やすことができる点にあります。
LP作成の目的に応じて必要となるコンテンツや構成は変わりますが、ユーザー心理を理解した順序にしたり、セールスライティングを学ぶことで成果を高めることが可能となります。
また、CTAボタンの設置場所や入力フォームの入力項目を見直すなど、LPを公開した後もCVRを改善するために様々な見直しが必要となります。
LP作成後思うように成果がでない場合はLPに流入するユーザーの数や経路によって変わるユーザーの「質」を見直したり、LPの中にある内容や配置を見直すことが必要ですが、このような見直しの時間を取れない場合や他社のノウハウを借りたい場合にはディレクターバンクのようなLP作成ノウハウを持つ企業に相談して見ることも有効です。
ディレクターバンクではBtoB/BtoC領域のどちらでもLPの企画設計や制作代行を請け負っており、企業のお悩みによって最適な企画や手法をご提案します。
LP作成でお困りの場合はぜひ一度弊社までご相談ください。
Webマーケティング視点で成果を出すためのLPを制作します
ディレクターバンク(株)のLP制作では、現状課題をヒアリングさせていただいた上で、LPのコンテンツ企画・制作から、公開後の広告運用、LP修正対応まで、LPで成果を出すための必要なサポートをワンストップで提供させていただきます。
