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LINE@運用代行の最新相場調査:2018年12月版

2018年12月19日

集客・販促・問い合わせ対応に、メールなどの方法に加えて、LINE@を利用する企業が増えつつあります。

それに伴い、LINE@は通常のLINEアカウントとどう違うのか、どのような機能があるのか、使い方がわからないという声も聞きます。また、LINE@を利用している企業では、友だちが増えない、効果が見えない、あるいは対応するリソースが不足しているという課題などにぶつかりがちです。

こういった疑問・課題を解決してくれるのが、LINE@運用代行サービスです。登録・設定方法や使い方に始まり、トークやメッセージ配信の効率化、分析と改善など、さまざまな部分を代行してくれます。本記事では、そんなLINE@運用代行の主要サービスと相場感を調査しました。

LINE@とは?

LINE@は、会社・事業者向けのLINEアカウント。個人・法人問わず取得できる「一般アカウント」と、審査に基づき取得できる「認証済みアカウント」があります。後者のアカウントは利用できる機能・決済手段が一部増えます。

LINE@の機能

LINE@は、以下の機能を備えており、スマホアプリおよびPC管理画面から利用できます。オフライン・オンラインいずれでも利用でき、来店誘導、販促、問い合わせ対応などをLINE@上でまとめておこなうことができます。

  • メッセージ:友だち・ファンにメッセージを一斉配信
  • 1:1トーク:友だち・ファンと一対一でトーク
  • アカウントページ:LINE内に持てる専用のホームページ
  • クーポン機能:クーポンを作成、開封数・試用数を管理。認証済みアカウントの場合、ユーザー側の「Coupon Book」(クーポン管理機能)に反映される
  • リサーチページ:アンケートや人気投票などユーザー参加型コンテンツを配信。利用はPC版管理画面から
  • LINE ショップカード:ポイントカードを作成・発行。ユーザーはまだ持っていない周辺店(認証済みアカウントのみ)のカードを見つけることもできる
  • 統計情報:友だち追加数、ブロック数などの数値、タイムラインへの反応などを確認。利用はPC版管理画面から

有料/無料の違い

LINE@には、以下3種類のプランがあります。

  • 無料のフリープラン
  • 有料のベーシックプラン(月額5,400円+税)
  • プロプラン(月額21,600円+税)

プランによってメッセージ配信数・投稿数・利用できる機能に違いがあります。

フリープラン

メッセージ配信数:ターゲットリーチ数×吹き出し数1,000通まで
月の投稿:4回まで

ベーシックプラン・プロプラン

いずれも無制限。ただしターゲットリーチ数は、ベーシックプランでは5,000人以内、プロプランでは100,000人以内。

有料プランでは動画などメッセージの種類が増え、プロプランでは属性表示やターゲティングが可能になります。

どんな業界に向いているか

LINE@のメリットとして、1:1トークや、顧客属性の取得があります。このメリットを活かすために、問い合わせが多い業界で、企業とのやり取りにLINEを利用することに抵抗感がないユーザーが顧客層に多くいると、効果が出やすいと予測されます。

具体的な業界として、今回の調査のなかでは以下のような業界があがりました。

  • 不動産
  • 士業事務所(コンサルティング系含)
  • WEBマーケティング
  • EC
  • フィットネス
  • 買取業
  • 医院
  • 治療院

実店舗・ネットショップいずれでもLINE@は活用できます。ただ、業界や商材、顧客層などによって効果的なアプローチの仕方は異なるので、運用代行サービスを選ぶ際は、その点を任せられるかもポイントになります。

LINE@運用代行の最新相場調査

1.セールスマネージャーLiny(リニー)(ソーシャルデータバンク株式会社)

1.セールスマネージャーLiny

ソーシャルデータバンク社が運営するLINE@機能を拡張するMAツール。同社の事業は、Webマーケティングに関するソリューション提供、コンサルティングなどがメイン。その他、各種Webサービスの企画・構築・運営を行い、特にSNSをベースとした、営業支援やMAの効率化を提案するサービスを展開している。

サービスの特長

  • 流入経路分析により、広告テストが可能
  • セグメントリッチメニューにより、顧客の属性に応じたリッチメニューの切り替えが可能

「導入企業の運用担当者からのフィードバックを真摯に受け止め、追加や改善をしてきたことが強みとなっています。現在、導入企業900社目前です(2018年12月時点)」。(ソーシャルデータバンク株式会社 担当者)

利用者の特徴

  • 業界としては、不動産・士業事務所(コンサルティング系含む)・WEBマーケティング・EC・フィットネス・買取業・医院・治療院などが多い
  • 年商3,000万円の企業から100億円超の企業まで、規模感は幅広い

以下のような課題が多い。

  • 返信対応などスタッフの手が回らない
  • ユーザー属性やセグメントに応じて一斉配信(仕分け・絞り込み)できない
  • ステップ配信の機能がなく、配信し忘れる
  • 二重返信や返信漏れがある
  • 対応状況がわからない
  • 問合せを複数人で共有できない
  • 他のスタッフにチャット内容を引き継げない
  • クーポン使った人が「誰か」わからない
  • 複数担当者や店舗ごとで顧客管理ができない
  • チャット返信のフォローに時間をかけられない
  • LINE@内でのコンバージョンや導線などが計測しにくい

価格、導入イメージ

中心価格帯:月額59,800円/月(プロフェッショナルプラン)
※前提条件:既存ファン数1500人/配信月2回/ファンを5000人まで増やしたい
「顧客リストを仕分けしていない企業が多いため、まずはリストをきちんと整理することが必要です。オーソドックスなマーケティング手法であるメールは、『届かない・開かれない・埋もれる』という3つの悪い現象が、メールボックス内で起こってしまいます。一方、LINEは100%相手に届くので、リストを仕分けしておくと抜群の効果を発揮します」。(ソーシャルデータバンク株式会社 担当者)

→ 詳しくはこちら(セールスマネージャーLinyのサイトへ)

2.CS Cloud(スタークス株式会社)

2.CScloud

スタークス社が提供する、LINE@の1:1トークの運用を効率化するツール。同社は、EC事業者に特化したクラウド・プラットフォームサービス事業を展開。「CS Cloud」の他に、クラウド型物流プラットフォーム「クラウドロジ」、定期購入通販専用システム「たまごリピート」、各種メディアの運営などもおこなっている。

※以下、サービス公式サイト掲載情報よりまとめ

サービスの特長

  • LINE@の1:1トークを最適化・自動化
  • 1:1トークをチームで確認・共有・管理、担当者の設定が可能
  • よくある同じような内容の問い合わせに自動返信できる
  • 顧客タグに基づくセグメント配信により、ユーザーごとに最適なメッセージを送れる

利用者の特徴

以下のような課題を持つEC事業者におすすめ

  • LINE@管理と問い合わせ対応を効率化し、見込み客の離脱を防ぎたい
  • 同じような内容の問い合わせを自動化し、コストを抑えストレスを減らしたい
  • ユーザーのブロックを防ぎながら、メッセージへの開封率を高め、売上を伸ばしたい

価格、導入イメージ

要問い合わせ
→ 詳しくはこちら(CS Cloudのサイトへ)

3.LINE@マーケティング(株式会社エフエーアイ)

3.LINE@マーケティング

エフエーアイ社が提供する、LINE@マーケティングのための集客・販促支援サービス。同社の事業で特徴的なのが、Web風評被害対策で多数実績を持つ点。また、SEOやリスティング広告運用などに関する、Webマーケティングソリューションの提供、コンサルティングもおこなっている。

※以下、サービス公式サイト掲載情報よりまとめ

サービスの特長

  • 新規設定/運用支援/オプション企画の3フェーズから必要な支援を選べる
  • 社内にノウハウを蓄積でき、自社での運用も目指せる

利用者の特徴

以下のようなニーズを持つ事業者におすすめ。

  • LINEを集客に使いたい店舗
  • 顧客対応をLINEを使って効率化したい
  • LINEを使ったキャンペーン企画を検討している

価格、導入イメージ

運用支援代行プラン:月額3万円~×6ヶ月

  • 実作業は利用者が行い、エフエーアイは情報提供、操作の指導などでサポート

その他、必要に応じて以下のプランが利用できる。

  • 新規設定:1アカウント3万円
  • 運用支援サポートプラン:月額1万円~×6ヶ月
  • オプション企画(都度見積もり)

→ 詳しくはこちら(LINE@マーケティングのサイトへ)

4.株式会社プラーヴォ

4.プラーヴォ

WEBマーケティング専門の会社。Webサービスとして、プランニングからWebサイト構築、SEO、Web広告、コンテンツマーケティングまで、時代のニーズに応じてサービスを増やし、Webサイト運営に関する幅広い分野をカバーしている。

※以下、サービス公式サイト掲載情報よりまとめ

サービスの特長

  • リッチメッセージ配信から効果検証までをワンストップで行う
  • LINE@だけでなく、Webサイト・LP改善など、多面的な分析・コンサルティングが可

利用者の特徴

以下のような課題・ニーズがある事業者におすすめ。

  • LINE@の運用に不安がある、外部に任せたい
  • クリエイティブ制作(リッチメッセージなど)に時間が割けない
  • LINE@の集客効果を分析できない
  • LINE@の友達登録数が伸び悩んでいる、期待した効果が出ない
  • LINE@の操作方法や新しい運用ルール・機能を随時紹介してほしい

価格、導入イメージ

以下3つのプランから選ぶのがおすすめ。すべて半年間~。プランによってメッセージ配信数・代行を依頼できる範囲が異なる。
メッセージ配信だけならスタートプランで十分だが、クーポンなどより積極的なプロモーションをおこないたいならベーシックプランになる。

  • スタートプラン 月額15万円(税別)
  • ベーシックプラン 月額25万円(税別)
  • プロプラン 月額38万円(税別)~

→ 詳しくはこちら(プラーヴォのサイトへ)

5.株式会社ギブリー

5.ギブリー

株式会社ギブリーが提供するLINE@の運用コンサルティング。同社の事業は、HR Tech事業・Conversation Tech事業・Incubation事業の3本柱。ITとリアルの両軸で事業を展開、各事業で多数のサービス・ツールを提供している。

※以下、サービス公式サイト掲載情報よりまとめ

サービスの特長

  • 運用代行/コンサルティング、テンプレート/オリジナルの軸から最適なプランを選べる
  • KPIの作成およびPDCAを回すことをかなりしっかりおこなえる
  • KPI設定からクリエイティブ作成、他社事例、業界動向まで、既存顧客専用サポートあり

利用者の特徴

以下のようなニーズがある企業におすすめ。

  • 手軽にLINE@をはじめたい
  • 企画は作れるが制作リソースが足りない

価格、導入イメージ

LINE@運用代行プラン
テンプレートプラン 初期費用98,000円+月額費用79,800円

  • 6ヶ月~
  • 構成設計・定例レポートがテンプレート基にしたものとなる
  • カスタマイズやオリジナルクリエイティブが必要な場合はオリジナルプラン(初期費用98,000円+月額198,000円の)になる

→ 詳しくはこちら(ギブリーのサイトへ)

編集部のまとめ

今回の調査概要

  1. 調査母数(問い合わせした企業数):7社
  2. 有効回答数(調査にご協力いただいた企業数):1社※その他、サイト掲載情報を参照
  3. LINE@運用代行サービスの相場は次の通りとなりました。
    月額3万円~15万円

今回の調査では、直接ご回答いただける企業が少なかったため、必要に応じて、各サービスのサイト掲載情報を参考に情報をまとめました。

LINE@運用代行に関しては、どこまでの代行をお願いしたいのかで、料金に差が出ます。
LINE@運用にかかる手間を省いて効率化したいだけなら、料金を抑えられますが、クリエイティブにこだわりたい、LINE@の運用改善を行いたいという場合は、それなりの料金がかかります。

また、ずっと代行をお願いするのか、ノウハウを蓄積していずれは社内で回したいのか、それによっても選ぶべきサービスが変わるはずです。

運用代行を検討する際は、LINE@を運用する目的は何なのか、どこまでが社内でできてどこからが課題なのか、明確にしておきたいところです。

調査実施概要

  • 期間:2018年12月3日〜2018年12月12日
  • 調査方法:インターネット調査及び電話・メール取材にて実施

編集部では、調査にご協力いただける企業を随時募集しています。
調査協力に関する問い合わせは以下のフォームよりご連絡ください。
https://www.webtanguide.jp/contact

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