SEO対策で実施するべき外部施策とは?

2021年4月21日

こちらの記事では、SEO内部施策についてご紹介しました。今回は内部施策と合わせて考えるべき外部対策について取り上げてみたいと思います。Webでのリード獲得やサービスの認知拡大のために、取るべきSEO外部対策とは?具体的に行うべき施策やツールなどを詳しくみていきましょう。

SEO外部施策とは?

SEO対策には、内部施策と外部施策があり、どちらが欠けても効果的なSEO対策とは呼べません。内部施策とは、自社のWEBサイト内で行うSEO対策の手法で、ユーザーにとって良質なコンテンツの作成、適切なキーワード選定、適切な画像表示、レスポンシブ化などがあります。

>参考記事:SEO内部施策の基本&外部委託を上手く進めるポイント

SEO外部施策とは、自社のWEBサイト以外で行うSEO対策の手法で、具体的には、他サイトからの引用、つまり被リンク対策が挙げられます。

検索結果ページで上位表示されるためには、被リンク数の重要度が高いとされていますが、無理やりリンクが貼られている状態を作り出せば良いわけではありません。あくまで質の良い被リンクであることが絶対条件となります。

 

質の高い被リンクとは?

被リンクとは、自社サイトのコンテンツが他サイトやブログからリンクされている状態を指します。例えば、

・記事の最下部の参考サイトとして紹介される
・文中にエビデンスとして引用される

などは、よく見かける被リンクの例です。

質の高い被リンクとは、すでにその業界・ジャンルで評価を得ているサイトからのリンクを意味します。

2012年ごろまでは、被リンクの数が多ければ多いほど評価されていましたが、その結果、SEOの外部対策だけをを目的とした不正な被リンク獲得(リンクの売買など)が横行してしまいました。その状況を受け、Googleは評価アルゴリズムを変更。不正に被リンクを獲得していると思われるサイトにペナルティを課すなどして、本来評価されるべきサイトの情報価値にフォーカスし直すためのアップデートが行われました。

 

質の高い被リンクを獲得する方法

このような背景を経て、現在では、SEO外部対策として「質の高い被リンク」を自然に獲得するための試行錯誤を、各社が重ねているというわけです。

それでは、具体的な手法をいくつかご紹介していきましょう。

調査リリースを公開し、メディア向け発信をする

トレンドや社会情勢に合わせてオリジナルの調査データをコンテンツに盛り込むことで、有益な情報源として外部サイトに取り上げられることがあります。

コンテンツを公開したら、プレスリリースとしても配信しメディアにアプローチすることも効果的。ニュースサイトに掲載されると、良質な被リンクも増加しやすくなるので、有効なSEO外部施策の代表格と言えるでしょう。

 

インタビューコンテンツを活用する

著名人や権威者が登場するインタビュー記事や対談記事は拡散力が強く、効果的なSEO外部施策としても活用されます。

さらに、インタビューを受けてくれた人がSNS個人アカウントで情報発信してくれたり、所属する企業・団体のブログや公式SNSで情報発信してくれたりすると、質の高い外部施策につながります。

 

RSSフィードを設定する

ブログやオウンドメディアなどの更新情報を特定のデータ形式で提供する仕組み(RSS)を活用した手法です。

RSSフィードを設定することで、自社コンテンツの更新をタイムリーにお知らせし、被リンクを貼ってもらえるようになります。

 

SNSでシェアされやすいコンテンツ制作を目指す

どんなコンテンツであれば閲覧ユーザーが自身のSNSでシェアしたくなるか、という視点でコンテンツ企画・制作をすることも欠かせません。日頃からSNS上でどんなコンテンツが人気を集めているのかを分析し把握しておき、自社のコンテンツ開発に活かしましょう。

コンテンツの内容だけでなく、SNSでシェアしやすい環境を整えることもお忘れなく。各web記事ページにSNSのシェアボタンを設置し、訪問ユーザーがシェアしたいと思った時にアクションが取れるようにしておきましょう。

 

外部施策に成功している競合サイトを分析し、気づきを得る

良質な被リンクを増やしSEO外部施策を強化するには、被リンクを獲得しやすいコンテンツの傾向性や、どんなサイトからの被リンクが多いかを探ることも重要です。ツールを使えば、自社サイト・競合サイトの被リンクの状況を調べることができるので、ぜひ導入検討してみてください。

やってはいけない外部施策とは?

被リンクの購入はNG

最近はあまり見かけませんが、違和感のある相互リンクや不正な被リンクを提供するサービスは利用しないようにしましょう。品質のともわない質の低い被リンクが多い場合は、Googleからペナルティを課せられ、検索結果ページでの表示順位を下げてしまいます。

質の低い被リンクを増やすのもNG

被リンクの数が多いサイトが評価されていたのは、もう過去の話。

コピーしただけで全く内容のないサイトからのリンクや、関係性が全くない不自然なリンクが張られていないか、チェックしてみましょう。こだわるべきは、被リンクの数ではなく、質の高いWebサイトからの被リンクです。

 

SEO外部施策と同時に、コンテンツ自体の質を高めることも大切

上記のような手法でSEO外部施策を進めていくには、そもそもコンテンツ自体が良質であることが大前提です。

ここで、Googleが良質なコンテンツを決める上で最重要視している基準「E-A-T」についても簡単にご紹介します。

E-T-Aとは、以下の3つの頭文字をとったもの。

Expertise (専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

E:専門性(Expertise)

コンテンツやWebサイト全体が、何らかの分野に特化しているか、という点です。幅広く、色々なテーマを網羅する雑多なWebサイトより、一つのテーマを深掘りしたWebサイトのほうが高く評価されています。

雑多なサイトの例:グルメをテーマに、レストラン情報、レシピ、食材・産地、盛り付け方、などを幅広く紹介するWebサイト

専門性のあるサイトの例:時短レシピを集めたサイト、関東圏の蕎麦屋を食べ歩いたログをまとめたサイト

A:権威性(Authoritativeness)

コンテンツに説得力を添えるための権威があるか、かという点です。特定の分野においてすでに認知されている個人・企業が運営するWebサイトは、無名のWebサイトよりも評価されています。

権威性は一朝一夕に生まれるものではなく、サイト運営を長年継続することで育まれるものでもあるので、権威性のあるWebサイトへ育てていく、中長期的な視点が大切です。

T:信頼性(Trustworthiness)

Webサイトの内容が信頼されているか、という点です。具体的には、オリジナル性が高く(コピーサイトではない)、信頼できる運営元であるか、が評価の基準となります。

匿名でサイト運営をするのではなく、公式の会社情報を明記し、さらにプライバシーポリシーや規約なども公開しましょう。

まとめ

SEO外部施策として、被リンクを獲得できるコンテンツ制作を目指すには、ある程度の知見とノウハウが必要不可欠です。企画段階から、どんな被リンク獲得を目指すのか、どんなコンテンツならSNS拡散が見込まれるかを綿密に戦略立てて検討していく必要があります。さらに、各コンテンツを公開するタイミングも極めて重要。閲覧ユーザーが興味を持ち、シェアしたいと思わせるには、時期と話題性も考慮しなければいけません。

制作進行で手いっぱい、戦略にまで頭が回らないという場合は、SEOやコンテンツマーケティングに精通したディレクターをチームに加えるのも効果的です。客観的な視点からコンテンツの見せ方を提案してくれ、進行管理もサポートしてくれる外部パートナーを活用してみてください。

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福田貴子

WebメディアやSNS企業アカウントの運用中心にコンテンツ企画、制作ディレクション、ライティングまで幅広くこなす。元PRプランナー、デジタルマーケティングコンサルタントを経て2016年に独立。2020年より見積もり相場ガイド2代目編集長に就任。