企業が商品販売やメルマガ登録の促進など様々な目的でランディングページ(LP)を制作する際に
- どのような内容を掲載したらよいかわからない
- 他社がどのようなLPを作成しているか知りたい
- LPの最新トレンドを知りたい
- どのような構成にしたらコンバージョン率(CVR)が改善するか知りたい
などの課題に対し、様々な業種で過去に掲載された有益なLPの実例を紹介する「LPギャラリーサイト」やLP制作に関する記事がマーケティング担当者がLPの構成などを検討する上で参考にすることができます。
今回はLPをデザインする際に構成で気をつけるべきポイントと、参考となるギャラリーサイトおよびLPを作成する際に参考となる実例紹介記事を紹介します。
-
-
ランディングページの作り方で参考になる記事10選!2022年8月版
Webマーケティング施策としてリスティング広告を出稿する際に重要となるのが、広告をクリックした後にユーザーが訪問するランディングページ(LP)。 リスティング広告でいくらユーザーを集客しても、ランディ ...
LPを作る際の構成におけるポイント
ターゲット属性を明確化する
LPに集客したいターゲットユーザーの属性を明確にすることで、どのようなデザインを採用できるか検討することができます。
年代や性別などからメインとなる色を決めたり、ある地域に特化している場合はその地域に特化したコンテンツを追加するなど、効果を高める施策が思いつくようになります。
複数の属性に対応したい場合は、可能な限りLPを分けて複数作る方が効果が期待できます。
LPへの集客方法を検討する
LPを制作してもユーザーがアクセスしなければ効果を生むことがないため、LPにどのようにユーザーを集客するかを事前に検討することが重要です。
LPが検索結果の上位に表示されない場合でも、自社WebサイトやメルマガなどからLPへ誘導したり、検索連動型広告(リスティング広告)に出稿してターゲットユーザーを対象のLPに送客することも有効な手段です。
その際は広告出稿費用を含めたLP制作費用と獲得できる想定売上のバランスが取れているかなどの収益性も検討しましょう。
掲載するコンテンツの内容や掲載順序に留意する
LPを作成する目的はコンバージョン(購入や問い合わせなどの成果)を高めることであるため、ユーザーがLPに来た際に上から下にコンテンツを読み進めることを意識してコンテンツを配置しましょう。
一例としては以下のような流れが考えられます。
・多くの人が抱える悩み
→商品・サービスのメリット
→商品・サービスの特徴
→お客様の声または導入事例
→標準価格を提示
→新規購入や期間限定キャンペーン価格の提示
→購入ボタン(CTA)
コンバージョン以外のリンク流出を避ける
LPからのリンクは購入や問い合わせなどの成果となるリンク(CTA)を大きく目立たせるだけでなく、CTA以外に外部リンクはなるべく使用しないことが大切です。
運営会社へのリンクを一番下に置くことなどは問題ありませんが、参考情報などのリンクをCTAの前後に入れることはコンバージョンを下げる原因となることがあります。
日本国内のLPギャラリーサイト7選
SANKOU!

「SANKOU!」は国内のステキなWebサイトを集めるサイトをコンセプトとしており、LP以外にも様々なWebデザインの事例が集められたギャラリーサイトです。
このWebサイトでは、制作会社が判明している場合には事例となっている企業だけでなく制作に関わった企業名も公開されており、似たようなWebサイトを作りたい企業が直接Web制作会社に問い合わせができるようになっています。
また、今回紹介するギャラリーサイトの中では一番更新頻度が高いため最新事例を知りたい方にもおすすめです。
LPアーカイブ

「LPアーカイブ」はWebサイト制作などを展開する株式会社Ryuki Designが運営するWebサイトです。
36,000件以上のLPが掲載されており、業種による絞り込み機能のほか、
- かわいい
- シンプル
- 和風
- 高級、セレブ
などの強調したいイメージで検索することも可能です。
WebDesignClip

「WebDesignClip」は日本国内以外にも世界中の事例やスマートフォンに特化したLPなどのWebサイトの事例も紹介しているギャラリーサイトです。
スマートフォンからLPにアクセスするユーザーが増えているため、スマートフォンで閲覧する際にLPのファーストビューがユーザーの興味をひくものになっているかを確認することも重要です。
ランディングページ集めました。

「ランディングページ集めました。」はコンテンツマーケティング支援などを行なっている全研本社株式会社が運営するギャラリーサイトです。
葬儀やレーシックなど、ニッチなサービスのLPについても掲載されており、幅広い業種のLPを確認することができます。
また、姉妹サイトとして「スマートフォンサイト集めました。」「採用サイト集めました。」があります。
イケてるランディングページデザインまとめ

「イケてるランディングページデザインまとめ」はLP制作代行やコンテンツマーケティング支援などを行なっている株式会社ZEROが運営するギャラリーサイトです。
掲載されている400以上の事例から業種やイメージ、キーとなる色などで絞り込むことができます。
LP advance

「LP advance」は2,000点以上のLPが掲載されているWebサイトです。
掲載基準はWebサイト管理人の独断ということですが、人物(男性、女性)などでも絞り込むことができ、様々な絞り込み機能に特徴があります。
縦長ページのデザイン集めました

「縦長ページのデザイン集めました」は株式会社デザインプラスが運営するセールスレターを中心としたWebデザインの事例をまとめたWebサイトです。
セールスレターとは販売促進を目的としたライティング手法で、LPを制作する際にセールスレター型のLP制作を意識すると、ユーザーの興味をひきやすいWebサイトを作成することも可能です。
LPデザインを検討する際に参考になる記事5選
LPギャラリーの多くは掲載しているLPの優れている点を具体的に解説していないため、ギャラリーサイトだけではどのようにデザインすればよいか、解決策を見出せないこともあります。
そのため、LPの作成方法や参考となる事例について解説付きで掲載している記事を読むことで、LP作成のヒントになります。
参考にするべきLPデザイン例14選と意識すべきコツを紹介

こちらの記事では業界別に14のLP実例について評価ポイントを掲載しています。
業種毎にアピールするポイントが異なることや、ページが表示されたときに最も目につきやすい「ファーストビュー」の重要性がわかる記事になっています。
売れるLPのデザインとは?デザイン事例を15選紹介

こちらの記事は初めてLPを作成する担当者に向けたLPに関する基礎知識と合わせて大手企業のLPから作成ポイントを読み解き解説を行なっています。
大手企業はLPを数多く作っており、制作予算も大きいためLP作成のポイントを理解しやすくなっています。
ファーストビューでどのようなポイントをアピールするかなどについて詳しく解説しています。
LP(ランディングページ)のデザイン25選【ギャラリー・事例・トレンド別に紹介】

こちらの記事は北海道にあるWebページ制作ビジネスなどを展開する株式会社アクセスジャパンが運営しているページで、
- 参考になるLPデザイン10選
- 参考になるLPギャラリー10選
- 2022年のLPの流行トレンド5選
について解説しています。
LP作成におけるトレンドを知りたい方に特におすすめの記事になります。
LP制作のデザイン事例まとめ|参考になる効果の良いLPを業界別に紹介

こちらの記事はYOHAKU Office株式会社が運営するオウンドメディアの記事で、LPの事例やギャラリーサイトの紹介と合わせて、LPの探し方を解説しています。
同業他社のLPを調べたり、ギャラリーサイトにおいて「メインとなる色」で絞り込むなど、参考にしたいLPの探し方などを紹介しています。
ランディングページ(LP)制作 デザイン参考事例16選|新規受注・売上に繋がるLPの作り方

こちらの記事では新潟県に本社があるドコドア株式会社のスタッフブログの記事で、BtoB向けの参考となるLPを8件、BtoC向けのLPを8件、合計16件紹介しています。
BtoB向けのLPの事例紹介は少ないため、BtoB向けのLP作成でお悩みの方におすすめの記事になります。
まとめ
ランディングページを制作する目的がコンバージョン獲得であることを意識して、どのようなデザイン・構成にするかを検討することが重要です。
ファーストビューやメインとなる色、フォントなど、ターゲットユーザーの年代や心理を研究し、最適なコンテンツがどのようなコンテンツかを検討しましょう。
また、LPは制作するだけではなく、CVRの改善を目的としたメンテナンスを継続して行なう必要があることに注意が必要です。
ディレクターバンクではHubSpotを利用したLP制作プランを始めとして様々なLP制作のお手伝いを行なっています。
HubSpotを利用したLP制作は企業Webサイトやオウンドメディアにおいてリードから商談に繋げるプロセスを効率化したいマーケ担当者におすすめです。
LPの構成設計や制作作業まで包括的な制作代行も承っておりますので、LP制作でお困りの方は是非一度お問い合わせください。