デジタルマーケティングの予算感を徹底調査!

ヒートマップツールの最新相場調査:2017年11月版

mv_028.jpg

Webサイトやアプリのアクセス解析を行う中で、ユーザーの行動をもっと詳細に把握したいと感じたことはありませんか? Google Analyticsをはじめとした従来のアクセス解析ツールでは、ユーザーの流入数や離脱数を分析できるものの、ページ内での行動までは十分に掴めません。また、解析結果として得られる数字のデータを分析するためには経験とノウハウが必要となります。 そんなときに便利なのが「ヒートマップツール」です。ユーザーの行動を視覚的に再現してくれるので、ページの問題点を簡単に理解することができ、改善の施策を立てやすくなります。そこで今回は、各事業者が提供する「ヒートマップツール」とその費用相場感について調査しました。

 

▼目次

  1. brick
  2. SiTest
  3. TwinHeat
  4. Appsee

ヒートマップツールを使うことで、従来のアクセス解析では分からなかったユーザーのページ内での行動を、サーモグラフィのように色分けして視覚化することができます。 ヒートマップツールの一般的な機能は次の3つです。

  • 「マウスの動きを分析」
    ページのどの部分に注目しているのかを可視化。 ユーザーにとってそのコンテンツが適切なのか判断することができる。
  • 「クリックを分析」
    重点的にクリックされているポイントを可視化。
    リンクボタンの設置箇所やテキストデザインを最適化することができる。
  • 「スクロールを分析」
    ページのどこまでが表示されたのかを可視化。 コンテンツ内容やページの長さを最適化することができる。

一般的な利用開始までの実施フローは、次のようにいたってシンプルです。

  1. Webサイトから利用申込
  2. 分析したいページに解析タグを埋め込んで利用開始

申し込み後に無料トライアルの期間が設定されているヒートマップツールもあり、その場合は使用感を確かめてから利用を開始することができます。 ヒートマップツールには一般的な分析機能の他に、様々な機能や特長があります。

そんなヒートマップツールの機能と相場感を4社から調査してみました。

ヒートマップツールの最新相場調査

1.brick

 

brick.jpg

 

brickを提供する株式会社テクロコは、中堅・中小企業および成長企業に向けてマーケティングテクノロジーを提供している企業です。brickの他に、少額予算でネット広告を活用したい事業者とネット広告の専門家をマッチングするサービス「Draft」を提供。その他にも運用型広告の統合管理プラットフォーム「ATOM」を運営し、インターネット広告代理店の業務効率化をサポートしています。
 

特長

ツールの特長

  • Google Analyticsと連携してデータを計測することが可能。
  • 期間無制限の無償版で実際の使用感を十分に確かめることができる。
  • 有償版ではスマホ表示での分析(レスポンシブデザイン対応)や、新規/リピーター別の分析などに対応。
  • A/Bテストツール「Optimizely」との連携が可能。

「無償版を利用することも出来るので、まずは実際の使用感を確かめてもらって、それで物足りない場合は有料版を検討していただければと思います」(株式会社テクロコ担当者W氏)

導入までの一般的な期間

  • 申し込んで即日使用するケースが最も多い。

利用者の特長

ECサイト、Webサービスサイト、採用サイトなどを運営している企業からの依頼が多い。

価格、導入イメージ

  • 初期費用:無料
  • 中心価格帯:約4,000円/月

詳しくはこちら(brickのサイトへ)


2.SiTest

 

Sitest.jpg

 

SiTestを提供する株式会社グラッドキューブは、インターネット広告運用、ユーザー行動解析アプリの開発と運用、自社スポーツメディア運用を行っている企業。広告などでユーザーが流入した先での購入や申し込みを促進させるために、自社で解析ツールを開発。AI(人工知能)を搭載して、コンバージョン強化を施しています。
 

特長

ツールの特長

  • ヒートマップで数字の可視化を行うだけではなく、ページ改善のヒントを得られるA/Bテストをツール内に搭載。全ての設定を管理画面上から行うことができる。
  • テストするべき箇所を、AI(人工知能)が自動判別。専門のwebマーケッターがいない場合でも、最適なページ改善策が得られる。
  • エントリーフォームなどの入力支援機能を搭載。プラグラミング知識がなくても、ユーザーが離脱しにくいかたちでサポートすることが可能。

「AIが搭載されているので、社内にデータ解析の選任の担当者がいない場合でも、今後の改善策が立てやすくなっています」(株式会社グラッドキューブ担当者H氏)

導入までの一般的な期間

  • 1ヶ月間の無料トライアル(全ての機能を使用可能)の後で利用開始するユーザーが最も多い。即日の導入も可能。

利用者の特長

業界は多岐に渡る。BtoB企業よりもBtoC企業の方がやや多い。

価格、導入イメージ

  • 初期費用:無料
  • 中心価格帯:約50,000円/月

詳しくはこちら(SiTestのサイトへ)


3.TwinHeat

 

TwinHeat.jpg

 

TwinHeatを提供する株式会社HARMONYは、総合Webコンサルティング企業。Webサイト分析や調査事業のノウハウを活かしたWeb制作事業やメディア事業、Webツール提供事業を行っています。1回の申込みですべてのWebツール利用権を得ることが可能。ツール間を行き来して、様々な機能を自由に利用することができます。

特長

ツールの特長

  • 計測結果のレポートに2つのヒートマップを並べて掲載できる。ページ改訂をした前後約2週間ずつで比較すれば、ユーザーの行動がどう変わったのかを簡単に効果検証できる。
  • Twin Heatに申し込むことで、HARMONY社が提供する各種ツール(HARMONY TOOLS)を使えるようになる。
  • 計測結果を自在にセグメントしてレポートを作成することが可能。ブラウザで内容を確認してPDFファイルに保存することができる。

「現在と過去のヒートマップを並べて表示できるので、ページ内容を変えた時の効果が理解しやすくなります」(株式会社HARMONY担当者O氏)

導入までの一般的な期間

  • 即日〜2日程度で使い始める利用者が最も多い。

利用者の特長

  • 業界は多岐に渡る。
     

価格、導入イメージ

  • 初期費用:無料
  • 中心価格帯 :約5,000円/月

詳しくはこちら(TwinHeatのサイトへ)


4.Appsee

 

appsee.jpg

 

Appseeはイスラエルに本社を置くAppsee社が提供するアプリ解析ツールです。正規代理店である株式会社インターアローズは、グローバルなデジタル市場データとその分析をベースに、海外パートナーの技術を取り入れた総合的なデジタルソリューションを提供している企業です。10社以上の海外ICT企業と提携し、Webサイトの最適化、SEOコンサルティング、ユーザー獲得と維持のために、海外のツールやソリューションを国内に導入しています。
 

特長

ツールの特長

  • スマートフォンアプリのユーザビリティを分析できるツール。
  • ツール最大の特長はユーザーのアプリ操作方法をビデオ(動画)で分析できる点。アプリ利用ユーザーのすべての挙動をビデオで録画し再現できるので、ユーザビリティを動画で確認することが可能。
  • スワイプやクリックなどの細かなカーソルの動きや同じ箇所での滞在時間を動画で再現できるので、ユーザーが離脱した箇所を正確に把握できる。 ・アプリ特有の現象であるクラッシュを詳細に分析して、即時バグの修正を可能にする。
  • AppseeのSDK(ソフトウェア開発キット)がインストールされているアプリ総数は1億以上。 ・タッチヒートマップ機能を搭載。
  • アプリの分析結果をGoogle アナリティクスのように数字で出すことも可能。

 

「アプリのユーザーの場合、ダウンロードして立ち上げて何をしたらいいか分からないと感じた瞬間に、二度とそのアプリを使わないという現実があります。それを避けるために、新規ユーザーの行動を詳細な動画で把握出来るAppseeを使うお客様が多いです」(株式会社インターアローズ担当者T氏)

導入までの一般的な期間

  • 2〜3週間の無料トライアルの後で利用開始するユーザーが最も多い。

利用者の特長

  • 採用企業は多業種に渡り、Eコマース、トラベル、ソーシャル、金融(FX)、スポーツ、ゲーム等。
     

価格、導入イメージ

  • 初期費用:無料
  • 中心価格帯 :約20万円/月 

(月間セッション数50,000までのプレミアムコースの利用が最も多い)

詳しくはこちら(Appseeのサイトへ)


今回の調査で

  • 初期費用は無料
  • 月額費用は、4,000円〜20万円

という傾向が見えてきました。

月額の費用に大きな開きが出たのは、以下の2つの理由からです。

  • Webサイト分析ツールとアプリ分析ツール(4社中1社)の差異
  • ヒートマップ分析以外に搭載している機能の差異 ヒートマップツールに、「動画分析機能」や「AI(人工知能)による自動判別機能」などが備わっている

これらが価格の大きな価格の差につながっているようです。全体の予算を考えながら、ユーザーの行動をどこまで詳細に視覚化(把握)するのかについて検討しておくことが重要なポイントだと感じました。また、ページ改善のための便利な機能を搭載したヒートマップツールもあるので、ページの改善をどのように図るかについても考えておくことが大切ではないでしょうか。
 

調査実施概要

  • 期間:2017年10月11日〜2017年10月23日
  • 調査方法:インターネット調査及び電話取材にて実施
     

Web担当者向け企画・運営支援サービス「Web担当アシスト」

月額20万円から、あなたのアシスタントとして、経験豊富なWebディレクターがデジタルマーケティングの企画・運営のお手伝いをします。

ディレクターバンクの強みは、Webサイトの運営経験豊富なディレクター人材のネットワーク。
目的に合わせて、デジタルマーケティング運営を支援するディレクターをアサインさせていただき、あなたのアシスタントとしてデジタルマーケティングの企画・運営のお手伝いをさせていただきます。

WEB担アシストロゴ白バック_1280_297.png

最新の見積もり相場レポート

#
LPOツールの最新相場調査:2018年5月版
LPOツールの最新相場調査:2018年5…
#
ソーシャルリスニングサービスの最新相場調査:2018年5月版
ソーシャルリスニングサービスの最新相場調…
#
LPデザイン&コーディングの最新相場調査:2018年4月版
LPデザイン&コーディングの最新相場調査…
#
お問い合わせフォーム作成サービスの最新相場調査:2018年4月版
お問い合わせフォーム作成サービスの最新相…
#
オウンドメディア構築〜運用の最新相場調査:2018年3月版
オウンドメディア構築〜運用の最新相場調査…
#
インタビュー動画の最新相場調査:2018年3月版
インタビュー動画の最新相場調査:2018…

見積もり相場ガイドは、facebookとtwitterで最新情報をお届けします