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会員制WEBサイト制作の最新相場調査:2017年12月版

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ID・パスワードを持つ限られた相手だけに情報を発信する「会員制WEBサイト」最近では自社の商品を販売する代理店など、ビジネスパートナーや顧客とのコミュニケーションを目的としたBtoBビジネスでの利用も増えてきました。 しかし、ゼロから会員制サイト構築しようとした場合、データベース構築やサイト管理工数が大きくなってしまうのではという懸念もあるかと思います。 そこで今回は会員制WEBサイト構築に強みを持つCMSを提供する企業をピックアップし、

  • どのような活用事例が多いか
  • 運用費の相場感はどれくらいか

を軸に調査を実施しました。

 

▼目次

  1. Drupal
  2. RCMS
  3. SmartCore
  4. ログインプラス

 

会員制WEBサイトとは特定の会社・個人にアクセス権を付与してログインしてもらい、会員専用ページで情報提供やアンケート、決済などを行うサイトを指します。

具体的には

・アーティストのファンクラブ(BtoC)

・卒業生向けの同窓会サイト(BtoC)

・法人向けサービスのユーザー向けサイト(BtoB)

・ 販売代理店への情報提供サイト(BtoB)

・ 大規模なポータルサイト

などが多く見られます。

原則として、会員登録、会員専用ページ、メッセージ配信などは基本機能に含まれ、アンケート、決済などの機能は追加オプションとして有料で追加するケースもあります。

インストール型は、サーバーは運用保守を含めて「初期費用+月額運用費」を支払う形で委託するケースがほとんどです。最近はクラウド型(SaaS型)という全てブラウザ上で完結させるものが多くなりました。 また、社内システムと連携させる場合は追加料金として、標準初期費用に加え百万円単位で膨らむケースが多いため、費用を見積もる時に注意が必要です。

そんな会員制WEBサイト構築CMSを4つ調査してみました。

会員制サイトの最新相場調査

1.Drupal(デジタルサーカス株式会社)

 

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デジタルサーカス株式会社はオープンソースソフトウェア「Drupal」をベースにWEBサイト構築支援を行なっている。Drupalは「オープンソースCMSアワード」で2年連続優勝の後、殿堂入りするなど国内外で高い評価を得ているソフトウェアで、Drupalの公式サポーティングカンパニーに日本で初めて認定された企業でもある。
 

特長

<サービス形態>

  • インストール型

(デジタルサーカスのサーバーを利用、その他インストール先は応相談)

<会員制サイト開発実績>

  • バニラエア(LCC、格安航空会社)
  • 毎日.jp(毎日新聞社)
  • H.I.S Flight Search(旅行会社、外国人向け航空券検索サイト)

など多くの業界で導入実績あり。

<標準機能>

  1. コンテンツ管理機能(コメント、バージョン管理など)
  2. サイト管理機能(メニュー、カテゴリ管理など)
  3. ユーザー管理機能(会員、プロフィール、権限管理など)
  4. レポート機能(稼働状況、ログ管理、RSSなど)
  5. 環境設定(デザインテーマ、多言語対応、スマホ対応など)

など

<拡張機能でよく使われる機能>

  1. おすすめ記事
  2. ダイレクトメッセージング
  3. Eコマース
  4. 多言語対応
  5. ワークフロー

など

価格、導入イメージ

  • 初期費用相場:約490万円
  • 月額運用費相場:約15万円/月

→ 詳しくはこちら(Drupal/デジタルサーカス株式会社のサイトへ)


2.RCMS

 

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RCMSを提供する株式会社ディバータは2005年に設立の企業で、CMS(Contents Management System)の構築を主要な事業としている。RCMSは「世の中の90%のWEBサイト構築はシステム化できる」という考え方のもと設計された、WEBサイト構築プラットフォーム。
 

特長

<サービス形態>

  • SaaS(クラウド)型
  • インストール型

<会員制サイト開発実績>

  • 製造業でのユーザー向け情報提供サイト
  • 営業代理店向けの販促情報提供サイト
  • 銀行での得意客向け情報提供サイト

 など様々な業種用途で利用されており、標準搭載されている機能が豊富なことが強み。

<標準機能>

  • 利用者数:3000人以内
  • 会員登録機能
  • 情報提供ページ構築
  • SAML連携(Google Appsアカウント連携)
  • マイページ
  • 掲示板
  • アンケート調査
  • メルマガ配信 スマホ対応 など
     

価格、導入イメージ

  • 初期費用相場:250万円
  • 月額運用費相場:6万円/月(サーバ代1万円/月+保守費5万円/月)

→ 詳しくはこちら(RCMSのサイトへ)


3.SmartCore

 

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SmartCoreを提供する株式会社イーストゲートは会員制WEBサイト構築をメインのビジネスモデルとしており、団体の規模や運営方法にあわせて低予算で構築できる「SmartCore」と、大学の校友会や学校・部活動の同窓会など、卒業生を中心とした団体の効率的な運営をサポートする「almnet」が主要サービスとなっている。
 

特長

<サービス形態>

  • クラウド型

 (最小構成料金・基本機能に各種オプションをつけて利用)

<想定する利用シーン>

  • 学会、学術団体
  • 校友会、同窓会
  • ユーザー会
  •  ファンクラブ

<会員制サイト開発実績>

  • リコーリース(用途:OB会など)
  •  日本けん玉協会(用途:会員管理サイト)

など

<最小構成料金>

会員数:

  • 100名 ファイル容量:1GB
  • データベース容量:200MB
  • トラフィック容量:2GB
  • メール送信件数:1000件/月

*各要素を増やす場合は従量制で追加料金が発生。

<基本機能>

  • 会員データベース管理
  • メッセージ配信
  • ファイル共有
  • バックアップ
  • 会員間交流
  • セキュリティ機能

など
 

価格、導入イメージ

初期費用

  • SmartCore側のサブドメインを利用する場合:22.8万円〜

ドメインをSmartCore側にするか独自ドメインにするかで料金が変わります。
(例:http://sample.smartcore.jp/)

  • 独自ドメインを取得する場合:32.8万円〜

(利用者側でドメインを自由に設定できますがSSL費用がかかります)

月額運用費相場

  • 最小構成料金の場合13,250円

(決済機能などについては別途見積もりが必要)

→ 詳しくはこちら(SmartCoreのサイトへ)


4.ログインプラス

 

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ログインプラスを提供している株式会社リーフワークスは事業の3本柱として、
・パッケージ事業(パッケージ製品の販売)
・WEBサービス事業(サーバ構築、保守、情報発信など)
・ストア事業(ECサイト)
を展開している企業です。ログインプラスはパッケージ事業の中の1サービスとなります。

 

特長

<サービス形態>

  • インストール型

インストール型なので、サーバーは自社で用意する必要があります。

<想定する利用シーン>

  • 会員制のWEBサイトを構築されたい方
  • 既存のWEBサイトに会員専用ページやメルマガ機能を追加されたい方
  • 顧客サービスとして、顧客への情報発信やポイント管理をされたい方
  • 会員機能が必要なWEBサイトを受注されたデザイン会社の方学会、学術団体 

<担当者からのコメント>

​​​一般的なCMS構築作業は少なからずプログラミングの知識を必要としますが、ログインプラスはそのような知識が一切不要で、簡単に会員登録や会員専用ページを作成することができます。ダウンロード型のため、具体的な活用方法は把握していませんが、ポイントを付与・管理する機能やメール配信機能が特に高評価をいただくことが多いです。

 

価格、導入イメージ

インストール型のサービスであるため、1ライセンス購入してからサイト構築となります。

  • 1ライセンス:16.8万円

基本的にはライセンス購入でサイト構築が可能。
但し、デザイン制作や組み込みをリーフワークスへ依頼する場合は別途費用が発生する。

→ 詳しくはこちら(ログインプラスのサイトへ)


今回の調査では、会員制サイトを構築する場合には主に2通りの考え方があることが分かりました。

  1. 自社サイトとして会員制サイトを構築する。
  2. 他社サービスやツール上に、会員制エリアを設置する。

1のケースの場合、数年前までは会員制サイトというと大きな初期投資が必要でしたが、最近は(会員制ではない)普通のWEBサイトと同様にCMSを利用する方法が普及してきているようです。DrupalやRCMS、ログインプラスなどのCMSは会員制機能を標準装備しており、以前に比べると安価になってきているように感じました。

また、会員制サイトの目的によっては、必ずしも「自社サイト」に拘らなくても良いケースもあることでしょう。その場合は、2のケースのような他社サービスやツール上を活用することもお薦めです。デザインや機能面でのカスタマイズの点では制約がありますが、自社サイト構築に比べると、初期費用は格段に抑えられそうです。

いずれにしても、会員制ということは継続的な運用(情報発信やコミュニケーション施策)が発生します。
機能面や使い勝手だけでなく、どう運用してパートナーとどのような関係を構築すべきか?を想定した企画や設計を十分に検討してからサイト構築に着手することをお薦めします。

 

調査実施概要

  • 期間:2017年11月8日〜2017年11月17日
  • 調査方法:インターネット調査及び電話取材にて実施
     

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